何気なくすれ違う人の顔など、
おそらく誰も覚えていないのだろう。
でもその時はなんとなく気になって確かに見ているはずなのに。
宿泊したかんぽの宿で、朝早くに
一階のお風呂に行った。
ノレンをくぐりスリッパを脱ごうとして、
なにげなく右側を見ると,お風呂から出てきた
人がいた。乱視に遠視なのではっきりしないが、
ハットした。もしかして女のひと。?!
知らん顔して、結構急いで(笑)入り口に逆戻り。
ノレンを振り返り見れば、赤。
朝は男女入れ替わります、という案内がお風呂に
あったねえ、昨夜。(爆)
結構世の中を見ずに歩いている事って多い。
何かの思いにふけったり、完全に思い込みの中で
行動していると、赤が見えないのだ。
以前、日帰り入浴の温泉に出かけて、
お風呂からあがると、息子のパンツと自動車のキーがなくなっていた。
すぐにキーはみつかったけれど、パンツは見つからなかった。
ちょっととぼけたおじいちゃんは、おばあちゃんと
旅したホテルの浴場で他人のパンツと浴衣を着て、
その持ち主に返してくれと言われたとか。(笑)
あたりまえでしょう。
自分がどこへ脱いだのかわからなくなってしまったようだ。
とぼけた風呂騒動の親子三代話。(笑)
それでも見る気でみた夜の星。
もう明け方に近い頃に輝く北斗七星。
明るい名古屋の夜では星はもう見えない。
星を見れた恵那の夜。
そのことは忘れない。