日本人で始めてルーブルでの模写を許された
版画家の人が愛知県の西尾市にみえます。
その方の版画のうちでひときわ私の目を引いた
作品がありました。
それは愛知県の豊川の奥深くにある村が関わりがあります。
花祭りで有名なその村の名は東栄町です。
水が豊富で村のあちこちから水が
湧き出ているのです。
その版画とはなんでしょう。
実は大きな地図に日本とスリランカも載っています。
そして日本のその東栄町の場所には大きな赤鬼が
鉾を持って立っています。
スリランカの方向を見ています。
その視線の先にはスリランカの上にキリッと 立つ緑のショールの赤鬼、
両者はじっと見つめ合うのか、にらみ合うのか、
対峙しているのです。
私にはその版画がとても気になって、東栄町には行ったことがあって、
夜中に花祭りも見させていただいたのですが、スリランカと
東栄町の赤鬼のイメージが脳裏に焼きついていました。
そしてその想念が呼んだのか、今回の旅。
スリランカを訪問させていただいて、わかったことがありました。