霊性の旅 2 人探し不動

Nご夫妻とご縁をいただく以前にも、幼い頃から
さまざまな不思議な体験があったことを思い出します。
四人の子供を一人で育てた母はやさしくて強い母でした。
でも一人で子供を育てることの不安や経済的なこと
健康のこと、多くの不安が新興の宗教へと導いたのでしょう、
宗教オタクのようにさまざまな団体を転々としました。

幼い息子は一緒に連れられ、よくそのような集いに行きました。
母の後ろに隠れるようにして、周りの様子を見ていました。
一番驚いたことは、霊媒の女性の方に乗り移ったかのような
男の人の声がして、その声がすでに亡くなっていたおじさんと
同じ声だったことです。その時母は泣いていました。
それから30歳そこそこの頃に「人探し不動」さんに出会いました。
そこで三ヶ月も行方知れずの妹、と言っても今や3つ違いの
おばあちゃんですが。
その妹のことが心配で、母から探してくれるように頼まれて
三重県菰野にあるその「人探し不動」と言われる場所に行き
やはり霊能者のようなおばあさんに相談しました。(現在は亡くなっています。)
そしたら「三日ぐらいのうちに電話させるから。」というご託宣です。
半分「うそでしょう・・・・・・。」と思いながら、すこしの希望をいただきました。
そうしたら翌日、3ヶ月も音信普通だった妹から電話がありました。
びっくりしました。
何かそれまでに学んだこと以外の大変なことがあるという
確信だけは持ちました。
ですからNご夫妻のように、他の方を前にしたり、また遠くにいても
その方の未来を感じ取れる能力を不思議とは思わなかったのです。
平成6年からお人との出会いが、ものすごいスピードで加速
していきました。
赤塚高仁さん、政木和三さん、糸川秀夫さん、中村公隆さん
そして坂田道信さん。が平成6年にご縁をいただいた方々でした。
そして今も深いつながりをいただいている飯島さんや故知花敏彦さんにも
同じ年にはじめてのお出会いをいただいたのです。
その年、上海の玉仏寺にて、初めての霊的体験がありました。