三重県のY女史からお預かりした本、
「宇宙の仕組み」を読ませていただきました。
アートテン農法の高橋呑舟（どんしゅう）さんによります。
単語だけを並べますと、
まず伊勢 出雲 籠神社の
三角形の関係。そして籠神社の奥宮
天の真名井神社の重要性。（豊受マナ）
石上神宮の「十種の神宝」
そして古神道「トホカミエミタメ」がいまもなお
宮中賢所で国の平安を祈るために真言として
用いられていること。
何より玄奘三蔵による「般若心経」に
秘められたある文字が多くの驚きを
与えました。
冒頭の般若心経の中に浮かび上がった文字は
梵字の「大日如来」です。（冒頭のフォト）
お経の中に「空」が７つ、「無」が２１
そして「不」が９つあります。
それらをすべて塗りつぶしていきますと
この「大日如来」が浮かび上がってきます。
玄奘三蔵は意気ですね。
以前鏑射寺の中村和尚様にお聞きしたことがあります。
「幾度もお経を連続して唱えたり
真言を唱えたりしていくと、突然に
感情もなく心が突き動かさて涙がでて
来るのは何故でしょうか。？」
和尚様、
「それは魂の浄化です
そして向上でもあります」
「般若心経」を唱えることで不思議な力を
感じる体験は幾度もあったのですが、
それがこのお経の不思議な力によるものとは。
もちろん真言密教の空海さんも知っていたことでしょう。
なお日本語訳でも最後の「ギャーテーギャーテー・・」は
いくばくかは原語を残していますが、
やはり原語で唱和した方がここはよさそうです。
詳しくは「宇宙の仕組み」をどうぞ。
おそるべし「般若心経」です。