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ロシア外務省は先の27日、ロシアに駐在する日本人外交官8人を追放すると発表した。これはロシアのウクライナ侵攻に抗議して、先に日本政府が、在日ロシア大使館の外交官らを国外追放すると決めた日本側への報復措置である。これで日露関係の更なる悪化は避けられない状況になってきた。
そもそも、日本は今回のウクライナ騒動については、最初から「ロシアの侵略」であると決めつけた。「侵略」なのかどうかは分からない。ロシアとウクライナの間に紛争があり、その解決策として、ロシアが軍事侵攻したことは事実であるが、そこには原因がある筈で、一方的に「侵略」と決めつけるのはまだ早いような気がしていた。
紛争は時には起きる。しかし、その紛争の一方の当事国を非難し、他方に声援を送る、その上で他方を一方的に糺弾までするのでは、問題解決にはならない。紛争を更に大きくするだけである。奥の院・ディープステートは戦争を拡大させたい。戦争が彼等の商売だからである。なのに日本はロシアを悪者にし、ウクライナを可哀想な国であると決めつけて支援している。
アメリカ、イギリス、フランス、日本など、いわゆる西側諸国(ディープステート傘下の国々)が「ロシアは悪い」と決めつけている。「話し合いで」とすぐ言うが、ロシアとウクライナとは、さんざん話し合って、その結果「ミンスク合意」まで締結し、ウクライナはそこで「ロシア系住民の虐殺は止める」と約束した。にもかかわらず、ウクライナはこれを破って、ロシア系住民虐殺を止めなかった。だから、ロシアのプーチン大統領は、武力を使って止めさせようとした。少なくともロシアのプーチン大統領はそう言っている。
この上で、今回分かったことであるが、ウクライナにはアメリカやイギリスなどのディープステートがウクライナ国内に生物兵器の研究所、製造所、製品貯蔵所を100カ所以上に設置していた。今ロシアを悪者と決めつけ攻撃している国が、ウクライナにこうした生物兵器の研究所を沢山作っていたのである。プーチンはこれを止めろといったが止めなかったので、これを破壊した。
ウクライナ各地を爆撃していたのは、これらの施設や貯蔵所もあった。しかも、ウクライナ政府はこの生物兵器製造所のことはひた隠しにして、それを攻撃されたら、無辜の市民を攻撃していると世界に発信している。
この真相は、両方の言い分を聞いてみないと分からないことであるにも拘わらず、一方聞きしてロシアを責めているのが、今の日本政府の姿勢である。
ウクライナのゼレンスキー大統領には、日本の国会で演説させ、彼に一方的な宣伝をさせた。こんなことをするのであれば、他方の当事者であるプーチン大統領にも、演説させるのが、公平に双方の言い分を聞こうとする態度であろう。
ディープステートが、あらゆる援助をウクライナ側にしていることははっきりしている。プーチン大統領は、この紛争に介入する国に対しては、断固たる措置を採ると断言した。当然のことである。
80年前に、日本は同じ目に遭って、結果大東亜戦争に引きずり込まれた。支那の蒋介石が、あるいは毛沢東が日本人を狙った連続テロ行為を止めなかった、日本は怒って武力行使に踏み切った。これが支那事変である。
ディープステートは、「日本は支那を虐めている」と世界に宣伝した。アメリカのルーズベルト大統領は、支那の蒋介石の妻である宋美齢を、アメリカ議会に呼んで日本を非難させた。同じことを日本は今している。国会のゼレンスキーを呼んで演説させた。
また、日本国はウクライナに経済支援を始めている。民間でも、ウクライナが可哀想だと支援のための募金を始めている。メディアが盛んにウクライナが可哀想と大宣伝するので、日本国民は民間レベルでも支援を始めている。これが両国の紛争拡大に繋がることを理解していない。
日本とロシアの関係は悪化して行くばかりであり、とうとう外交官追放となった。これから、日本はウクライナ支援、ロシア敵対という路線をひた走ることになる。この路線を止めさせる勢力は、今のところなさそうである。かつて安倍元総理が日露関係を改善しようと努力されたが、今回のウクライナ紛争で完全にこの安倍元総理の努力は水泡に帰した。
今日は先の大戦でご苦労なさった昭和天皇のお誕生日である。もう国民をわざわざ紛争に巻き込むようなことはしてはならない。昭和天皇が天界からそう仰っているような気がする。