2707「青空ひろば」2022.5.24 自分で自分を自分するから

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今回は立花大敬さんのワンディー・メッセージ「青空ひろば」の最新の記事を紹介します。

670 2022.05.18 ~672 2022.05.20

イノチは一つしかないので、あなたと神は一体のイノチです。

では人と神、どこが違うのかといえば、神は自我の囲いが取れて、イノチの一体性を悟り、また、一体性の実現というイノチの進化のゴールを自覚しておられるのです。

人にはまだ厚い自我の囲いがあって、一体性の自覚を得にくく、進化のゴールが見えにくいのです。

自我の囲いによって、能力は制約されてしまっているので、人は神に頼って、能力を増してもらい、歩みの方向を導いて頂かねばなりません。

また、神はイノチの一体性を自覚しておられるが故に、人もまた自身であるのです。

ですから、人の悩みや限界は、実は自分の悩みや限界でもあるのです。

ですから、神は人に関わらずにおれない、手を差し伸べないわけにはいかない存在なのです。

ですから、神と人は二人三脚なのです。共同作業しながら、進化の最終ゴールを目指すのです。

669 2022.05.17

「あの時へ」 みんなひとつだった  

すべてひとりだった

ひとつの魂であり  

ひとりの人であったのに

そのひとつがちりぢりになり

そのひとりがばらばらになってしまった

個となり 孤となり 粉となって

気ままに吹く世間の風に 右に左に翻弄され

散らされてゆく みんな孤独で淋しい道を歩いている

そんなひとり、ひとりが みんな私と霊(ち)を分けた兄弟 みんな分身

そうと分かった今 もう道ははっきりしている

みんなで手を取りあって あの時にもどる

ひとり・ひとつだったあの時 融けあって、あったかい光に満ちていた

なつかしいあの時へ

668 2022.05.16

道元禅師は、「仏とは教えを説く人なんだとのみ勝手に思い込んではいけない。師の教えを聞いて学んでいる仏様もいらっしゃるのだという事を知っておかねばならない」と書いておられます。

そんな「学びの仏」は、師の最高の神性を見事に引き出します。師の限界を突破させて、さらなる高みまで、師を導くことができます。

私も、そのような、私の能力を最大限に引き出してくれる「生徒仏」にたくさん出会うことが出来ました。

ワンちゃんにだって、ネコちゃんにだって、「ワンワン仏」、「ニャンニャン仏」がいらっしゃいます。

あなたの仏性、神性を引き出して下さる「ワンワン仏」、「ニャンニャン仏」がいらっしゃるのです。

667 2022.05.15

京都の禅の会で、キューブラー・ロスさんの「私はオーケーじゃない。あなたもオーケーじゃない。でもそれでオーケーなの」という素晴らしいコトバを引用しました。

そして、「なぜオーケーじゃないのに、出来ないことがたくさんあるのに、それでオーケーなんですか、そのまま許されているのですか?」と皆さんに質問しました。

すると、ある青年が、「それは、<ひとついのち>だからじゃないでしょうか。ボクが出来なくても、他の人にそれが出来たら、その人も実はボクの分身なのだから、それでいいわけです。それもボクが出来たということなんですから。

そのかわり、他の人に出来ないこと、ボクにしか出来ないことはボクが担当して、他の人のカバーが出来たらそれでいいのだと思います」と答えました。

素晴らしい解答ですね。

若い人がこのようにどんどん育っています。

666 2022.05.13

「出来ないこと」を認め、そんな無力な自分であることを許すと、なぜか「出来る」ようになるのです。

面白いものですね

665 2022.05.12

実は「身心」は絶えず振動していて、自らが波源となって、世界に波を送り出しています。

その「心」が放つ波動が結晶化して次の世界を形成するのです。

このような「想い→身心の振動→世界形成」のメカニズムを研究し、解明したのが、弥勒(みろく)菩薩を始祖とする仏教の唯識(ゆいしき)学派です。

664 2022.05.11

坐禅の心境レベルが一段と高くなった際の振動レベルはついに「光」の周波数帯域にまで入って、自身の身心から四方八方に光を放っているのが分かるようになることさえあります。いつもそうだというのではなく、坐禅はそんな状態を目指して坐るというのでもありませんが…。

663 2022.05.09

「坐禅して開ける世界」は、安らぎと自己受容の世界です。

軽やかで、温かくて、心と体が微妙に細やかに振動していて、

その波動の振動数がとても高いのです

662 2022.05.07

坐禅は本当に不思議で有難いものだと思います。

イヤイヤ始めた坐禅でも、坐禅という形を体で組み上げさえしたら、ちゃんと「坐禅の世界」が開けます。

『ああ有難いなあ。安楽だなあ。これが本来の自分で、世界の本当の姿なんだなあ』と、

しみじみ実感出来ます。

661 2022.05.06

坐禅を始める前は、内心『面倒だなあ、イヤだなあ』などと「抵抗」を感じます。

そんな「抵抗」に打ち勝って坐禅を始めてしまえば、『ああ、やっぱり坐ってよかったなあ。有難いなあ』などと思います。

この「抵抗」を生み出すものを、仏教では「業(ごう)」と呼んでいます。

今の状態を続けようという作用を持つもので、物理学では「慣性」と呼ぶものが、それにあたります。

「業」が強いと、いつまでも、この状態を続けようと変化を妨げるので、なかなか運命をいい方向に転換してゆくことが出来ません。

坐禅を習慣にすると、「慣性」が小さい世界を体験出来るので、次第に「業」が解消されてきて、運命の改善がしやすくなるのです。

660 2022.05.05

私は、夜眠れないとき、無理に眠ろうとしないで坐禅することにしています。

そうすると、ものの30分も坐っただけで、横になるとすぐ眠ってしまいます。

この「坐禅催眠法」には、副作用や常習性の怖れがないのでおすすめです。

夜、このような催眠坐禅をしていて、不思議に思うのは、時間の経過がビックリするほど早くなります。

あっという間に30分が経過します。

どうもあっちの世界と地上世界では、時間感覚が違うようです。

あっちの世界の数分が、こっちの世界の30分にあたるような感覚です。

ですから、亡くなった後に行く世界は、さらに地上世界と時間感覚が違うのだろうと思います。

天上界の1日が地上界の1000年に当たると説かれているお経の話もどうやらウソではないようです。

659 2022.05.04

自分や人をジャッジしない(決めつけない)こと。

いのちの能力への信頼をしっかり保持すること。

ヒーラーは3年たつと、ヒーリング能力が消えてしまうことがある。

なぜなら、経験を積むと病気や患者を、ジャッジする(決めつける)ようになるからだ。

658 2022.05.03

カラッポからだ(体)はいいからだ(体)

こんなにシャープに動くのも こんなにたくみに動くのも

から(空)のからだ(体)であるからだ

カラッポからだ(体)はたから(宝)のからだ(体)

657 2022.05.02

「闇の波動」に振りまわされないために必要な条件

(1)心の中の雑音を出来るだけ減らして「空」の状態に近づけること。

<註>これは、「闇の波動」を引き込んでしまいがちな「暗い想念のタネ」が心に残っていないようにするためです。

(2)自分も人も世界も、共に魂の進化過程にあって、これからますます成長し、いい未来が開けてくるんだと、明るい未来を信じること。

<註>悲観主義や厭世思想は暗い未来を引き寄せます。

(3)自分より、まず人や世界のしあわせを祈ること。

<註>他者のための祈りは、大乗菩薩の、明るくて積極的な波動と共鳴して、引き寄せることになるのです。暗くて、重くて、低次元の闇の波動は、明るくて、軽くて、高次元の波動に打ち勝つことは出来ません。

656 2022.05.01

何かにつけて、しっかり目標を意識化し、言語化して、神様にお願いし、頼ってゆくのです。そうすれば、こういう願いなら叶えて頂ける、こんな願いは叶えて頂けない…、という、神様とどういうお付き合いをしてゆけばいいのか、そのコツがつかめてきます

655 2022.04.30

アタマは片時も空白を嫌う。

スマホをいじったり、音楽を聴いたり、何かしら<しようとする>。

そして、いのちをすり減らす。

飛躍のためにはエネルギーが必要だ。

そのエネルギーは<しないこと>で貯まる。

坐禅は<しないこと>だ。

アタマの<すること>をしばらくストップして、いのちの充電をするのだ。