8年目の年

「子供たちがね、喜んで暮らせる世の中にしたいよね。」
ラーメン木村さんが8年前、テレコムあいちの設立に
際して発言した言葉だ。
もうあれから8年目を迎える。
インターネット電話事業を経済的基盤にして、
素敵な世の中を仲間どうしで創造しようという
放送局をめざして僕らは船出したのだが。


あえなくその基盤の事業は、全国の中心母体の
社長が姿を消して、一年も経たずに消えてしまった。
必然の中の一出来事と知りながらも、みんなの
エネルギーは落ちたようだった。
それからもがいた。
どんな形で放送局をつくればいいんだろう。
経済基盤はどこへ持っていけばいいんだろう。
一年は「ぐるっとぐるめ」とか自動車用のオイルの
販売とかいろいろあった。
インターネット事業の精算にあけ暮れて、
結局は無に帰してしまった一年を過ごす。
そしてDDNさんの登場。
プロバイダーや線やIP電話の取次ぎを
しながら、いぜんとして放送局の夢は絶てずにいた。
ひとつの発信が何万人にも行き渡るという、
情報時代の凄さを、「エルツゥールル号の遭難」という
題の話題提供で体験した。
おそらくは5万人くらいの方が同じ発信を見たことだろう。
(つい最近小泉首相があったトルコ航空のパイロットさんの話題でも
また思い出した。)
素敵な情報が一瞬にして多くの方の手元に届く。
そして人々の心に灯火をともす。
大久保さんからの発信もそのような効果をもたらした。
読んだ人の9割が涙した話

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道具としての通信機器の最大需要は携帯電話。
その普及でもうほとんどの国民は情報を受け取る
道具を持っている。
その道具をいかにして使うのかが、
おおげさに言えば、これからこの国の行方を定めるのかも
知れない。
素敵な情報とは、望む情報、そして気づきの情報。
一度での大変化は無理だから、
少しずつ。
そして大きすぎる自分、自分と言うよりは無限。
宇宙大への広がりとミクロへの収縮。
圧倒的な湧き上がりが次から次へとかかってきて、
みんな自分で全体と知るとき。
ゲームはただ楽しむだけになるのだろうか。
涙の中を泳ぐのか。
それ以外はなかったことにきずけば、
そこまで行けば、もう戻ることはない。
2/19またクラウンで楽しもう。
なつかしい人々に会える。
申、酉、戌の鬼退治の最後の年明けにふさわしい日が耀く。
伊路波放送局
「日本ふるさとサイバー村放送局」
ありがとうございます

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