価値観の方向

世の中が工業社会から情報社会へと
変化するといわれていた。
そして時代の人々にとっての価値観は、
「モノ、金」から「ネットワーク、縁」へと変化するだろうとも。
ようするに「お金持ちよりおコネもち」であり、
モノ金の豊富さより、精神的なつながりの深い人々との
連携であり、縁であると。
だがそれをうたいながらも価値観はやはり変化しないで
いるようなことが多い。
それは情報革命であったり、革新的な技術の発明で
あったり、悟りにいたる宗教であったりしても、
やはり価値観はお金であるようだ。
それではいったいどんなことがこの世界維新といわれる
時代の価値観に具体的になるのだろう。
ネットとは「祈りのネットワーク」か「精神社会ネットワーク」か
「感謝のネットワーク」か「環境ネットワーク」か
「平和のネットワーク」か「ボランティアネットワーク」か、
いったいなんなのだろう。
そしてそんなネットに存在して何をするというのだろう、
また「何のために」。
そう地球環境や平和や貧困の撲滅や、
およそ人間社会がある限りなくなりそうもない
調和の一方向を何故に問題とするのだろう。
私たちのすべきことは何なのだろう。
「祈り」?「瞑想」?
いったいどこへいたると欲するのか・・・・。
今あるということ以上になにがまさるのだろう。