水先案内人

人の一生はたくさんの体験に満ちています。好きなことができずに歯を
くいしばっている人。毎日を耀いて生きてみえる方。さまざまな周囲の
環境が貴重な体験を呼び寄せます。そして人間としての意識が最も体
験を引き寄せる大きな力だといえるかもわかりません。
時代が激動し、周囲の環境が激変しようとも、己の意識がそれを「ケセ
ラ・セラ」と言わせる強いものであったら、これから訪れるすべてのこと
を、「ありがとうございます」と迎えることができるのでしょうか。


「日本ふるさとサイバー村」はそこに関わり集った人々が個性を耀かせ
る場です。お一人おひとりのそれぞれは人生の中に知らず知らずに、
ご縁のネットワークをもっています。そんな一個人としてのネットワーク
をもちながら、グループとしてのネットワークに参加する場所。それが、
「地方の村」といえるでしょう。
大江健三郎氏の語る「新しい人」とは、他を寛容に認めあう人々です。
まさに他との違いを認め、許しあい、互いに尊重しあい、各人がいきい
きと、いのちを耀かせる日本発の大和こころの村が、「日本ふるさとサ
イバー村」でしょうか。
どこかの「地方村」だけでも、「日本ふるさとサイバー村」でも、どちらかに
でも関わっていかれることをお勧めしています。それをお伝えすることが、
自分に与えられた使命と感じています。
いのち燃え尽きても、お伝えしたい。自分は水先案内人です。「日本ふ
るさとサイバー村」が、今を生きる人々にとって、いのち耀かせる場で
ありますように、お祈りしています。
H14.2.19
*この村が「ふるさとサイバー村」として、
「独立個人の意識ネットワーク」に変容するときが
きたようです。(現在)