神の使者から奇跡の道へ その41~破壊は真実ではないというそれだけの理由により・・・

「破壊は真実ではないというそれだけの理由により
死は生命(いのち)に譲歩する」

破壊は世の中では当たり前に起きていることなのに、
それが真実ではないとは。?

時空間も物質も真実だととらえて離さないのが
「自我」です。
すなわちそれが真実であり、いつかは人間は
死ぬのだという確信が「自我」の切り札です。
だからありもしない病に侵され、ウイルスに
怯えます。

確かに病気があると信じている心には
確かに時空も物質も存在しそれが幻想だとは
決して理解することはできません。

それこそが「自我」の栄養みたいになるのでしょうか。

もし幻想ならばそれを破壊することなどできません。
そのようにして病気もあり得ません。

永遠でない時空間や物質が真実だと思ったとたんに
「生命」が永遠だとの思いは消えていきます。

もし「生命」が永遠ならば、永遠でない変化する目の前の
肉体や物質が真実だとは決して思えないことでしょう。

絶えず変化する、しかも空、いのち(エネルギー)の結果である
物質が真実だとは考えられません。
空、いのち(エネルギー)こそ真実です。

真理は無知とは格闘せず、愛は恐れを攻撃しません。
無知から離れることが真実を知る鍵でしょうか。
無知とは「自我」が自分と思う個我。
全体には自分しかいないと思う心が全我。

「破壊は真実ではないというそれだけの理由により
死は生命(いのち)に譲歩する」