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1776年(安永5年)7月、アメリカは大陸会議を開き、アメリカの独立宣言を採択し、アメリカ独立宣言を発布した。ベンジャミン・フランクリン、ジョージ・ワシントンら憂国の志士はこの時、「ユダヤを近づけてはならない。さもなくば未来永劫に亘って後悔することになる」と申し合わせた。しかし、これは実現せず、この時の彼らの予想通りに、アメリカは後悔することになった。
このアメリカ独立宣言が発布される2ヶ月前、1776年5月、ミュンヘンのインゴルシュタット大学教授のアダム・ワイスハウプト(ユダヤ人)がバイエルン選帝侯領(ドイツのバイエルン州)で秘密結社イルミナティを創設した。そして彼はこのイルミナティに次のことを求めた。
1 あらゆる政府および社会のすべての分野において、すでに高い地位を占めている人々を支配するために、金とセックスで彼らを買収すること。このイルミナティの嘘、ペテン、誘惑に一度でも引っ掛かったら、その要人は政治のみならず、さまざまな面で恐喝され、経済的に破滅させられ、あるいは世間への醜聞を公表され、さらには本人への肉体的危害、殺害にとどまらず、愛する人への危害さえ仄めかされ、身動きの取れない状況に追い込む。
2 大学職員のイルミナティは、知的能力を持った学生を選んで、国際性の強い名門一族の配下で国際主義の専門訓練を受けさせる。選ばれた学生には奨学金が提供され、世界単一政府だけが戦争や苦難の再発に終止符を打てる、という見解を受け入れるよう教育し洗脳する。
彼らは、ゴイムである大衆には肉体的にも精神的にも、何がみずからにとって最善であるかが分からないのだから、特別な能力、知能を持つ人々が、天分に欠ける者を支配する権利を持つと言いくるめられ、やがて信じ込まされていく。今日、このような専門学校はスコットランドのゴードンストン、ドイツのセイレム、ギリシャのアナヴィリタに存在する。因みにエリザベス女王の夫君フィリップ殿下は、伯父に当たるルイス・マウントバッテン卿の勧めで、ゴードンストン校で教育を受けた。そしてマウントバッテン卿は第二次世界大戦終結後、英国の海軍大将となっている。
3 罠に陥ってイルミナティの支配下に置かれた要人や、これらの専門教育及び訓練を受けた学生を、代理人として利用し、あらゆる政府を陰で操る専門家として配し、長い目で見れば、単一世界主義者の秘密計画に貢献し、その国家の政府および宗教の最終破壊を引き起こすような政策を、行政部の上層部に助言させる。
4 イルミナティは新聞および大衆に情報を伝達する諸機関(今ではテレビやソーシャルメディアを含め)の支配権を得るようにする。あらゆるニュースおよび情報は、世界単一政府は我々の諸問題を解決できると、ゴイムらが信じるよう操作しなければならない。イギリスとフランスは欧州二大勢力であるが、イギリスを弱体化させるのに植民地戦争を誘発し、フランスを弱体化させるためにフランス革命を立案した。
アダム・ヴァイスハウプトは、「我々はキリスト教とすべての宗教を破壊するために、唯一の真の宗教(ユダヤ教)を信仰する振りをしてきた。覚えておくことだ。目的を達成するためには、いかなる手段も許される。邪悪な者たちがあらゆる手段を使って、悪を蔓延らせるように、賢者は善(彼らが善と信じるもの)のためにあらゆる手段を用いなければいけない。」と言った。
これらを実現するには、秘密結社を造る以外にない。秘密結社は徐々に、そして世に気付かれることなく、各国政府を手中に収め、これを手段として崇高(彼らが崇高と思っている)な目的を達成できる。我々が掲げる明確な目標は、キリスト教を破壊し、すべての市民政府を打倒することだ」と言った。
この「イルミナティ綱領」は以下の通りで、これはマルキシズム(赤)のそれと全く同じである。
・全ての既成政府の廃絶とイルミナティの統轄する世界統一政府を実現する。
・私有財産と遺産相続は廃絶する。
・愛国心と民族意識を根絶する。
・家族と結婚制度を撤廃し、更に子供のコンミューン教育(赤化教育)を実現させる。
・全ての宗教を廃絶する。