「宗教の廃絶」 奥の院通信 R3 2/28

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イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプトが、そこに求めた最後のものは「全ての宗教を廃絶」であった。しかし、ユダヤ人は民族ではない、宗教であるという。だから、アメリカ合衆国においては、彼らは民族ではないから、民族としての統計調査を一切拒否する。と言うことは、彼らの宗教であるユダヤ教以外の宗教は一切認めないということであろう。彼らは確かに、キリスト教を終始攻撃してきた。牧師になって内部からこれを破壊してきた。だから、キリスト教の聖職者は自分が、ユダヤ人であることを隠す。

 その後18世紀になって、1776年にアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティを創設し、そこで「全ての宗教の廃絶」を求めた。ヴァイスハウプトが非ユダヤ人の宗教を廃絶すると言う必要が先に在って、それに基づいて、彼が作ったイルミナティにこれを求めたのであった。ユダヤ人は非ユダヤ人の宗教はすべて廃絶するという本音がそこにある。そして、その底には非ユダヤ人は人間ではない、ゴイム(豚・獣)であるから宗教などない、という信仰と信念がある。

 「全ての宗教を廃絶」は、なにもヴァイスハウプトがイルミナティに求めたから生じた思想ではなく、ユダヤ民族に、もともと在った思想を実現しようとしただけのことであった。つまり、これが奥の院の思想であり、現在のアメリカ合衆国におけるキリスト教攻撃に繋がっている。

 ところで、日本は天皇を王とする君主国である。そして、天皇は王であると同時に、祈りの主(祭り主)でもある。だから、祈りそのものを宗教とみれば、日本国は祭政一致の君主国である。戦国時代にカトリックの宣教師が日本に沢山やって来てキリスト教の布教を始めた。彼らのほとんどはユダヤ人であった。信長は彼らの布教の自由を認め、秀吉も最初は同じくこれを認めていた。しかし、秀吉はその後、彼らの布教の目的が、日本を侵略し植民地にするということにあると分かって、これの弾圧に転じた。次の家康も同様であった。16世紀末のことである。

 彼ら宣教師は、神道を偶像崇拝であるとして、あらゆる神社仏閣の破壊を信者に命じた。しかし、信長・秀吉の時代に日本にやってきた宣教師たちが、偶像崇拝だからといって神社仏閣を破壊したのは、実は日本を植民地化しようという目的と同時に、「全ての宗教の廃絶」を目指したものであったことが分かる。彼らには非ユダヤ人の宗教はことごとく破壊するという一貫した目的がある。

 従って、日本の天皇に対する攻撃は決して止まない。とくに最近は皇位継承問題に対する介入を盛んに企てている。国連のような国際機関を使って、皇位継承が男系継承であることを、「男女平等に反する」と攻撃している。そして同時に、日本の左翼を使って女系宮家創設を謀っている。「天皇制反対」を叫んでいた彼らが、いきなり女系宮家創設を言い出したので、彼らの意図は分かりやすい。女系宮家を創って、まず万世一系を壊そうとしているのである。天皇とは別系統の家の者を天皇にしようという企みである。そうすれば、万世一系が崩れるからである。いったん崩れると、もう永久に元には戻らない。これはすなわち日本の国体の破壊である。ユダヤ人、奥の院の狙いはそこにある。しかし、これを理解している日本人は少ない。しかも日本人は国連崇拝の信念が強いので危険である。国連の介入がすなわち奥の院の介入で、日本の国体破壊に繋がる。

 ある著名な右系の学者さんが「先の大戦終了に当たって天皇を護ったのはユダヤ人である」と言われるが、ちょっと不安である。本当にそうであれば嬉しい限りであるが、実際はどうであろうか。先の大戦後に奥の院の占領統治を経て、日本の国體は大きく毀損された。そしてその延長線上に今がある。反日外国人、反日日本人を使って、盛んに天皇攻撃をしている。そして、ほとんどの日本人がそこに気がついていない。「天皇と同じ空気を吸っていると考えるとぞっとする」という女性が国会議員で、日本の政治に大きな影響力を持っている。しかもこれを非難する声はほとんどない。つまり日本人はこれを容認しているのであろうか。