「魔術的想念にどう対処すべきか」
このことについての最初の責任は、攻撃しないことですね。
もし一つの魔術的な考えが何らかの形の怒りを
呼ぶとしたら、罪を信じる信念を強めてしまって、
自分自身に有罪宣告をしたということにありますから。
そして、ゆううつ、苦痛、恐れ、災禍が自分のもとに
訪れることを自分で求めてしまったということですね。
与える者は自分自身に与えているにすぎませんね。
誰も事実に対して、怒ることはできないのだと
覚えておくことが役にたつようです。
真理を自覚していない者は、幻想を見る以外にはないですね。
怒りは事実からではなく、解釈から生じるというのなら、
怒りは決して正当化はできません。
怒りとは、存在していないものを一つの現実として
認識することであって、その解釈は自分が外界に
投影したものにすぎないからです。
「魔術的想念にどう対処すべきか」