「エバーギブン号」 奥の院通信 R34/7

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この程、スエズ運河入り口付近で座礁事故を起こした、エバーギブン号という大型コンテナ船は正栄汽船という日本の船会社が所有し、台湾のコンテナ輸送・海運会社である長榮海運がパナマで登録して運航していた。事故の当時に運航していたのは、ドイツのハンブルグに本社のあるベルンハルト・シュルテ社の子会社ベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント社であった。乗組員は25人で、全員無事で負傷者は報告されていないという。事故を起こしたこのコンテナ船の所有社と運航側は何とも複雑な関係である。

 エバーギブン号を傭船していた長榮海運は台湾のコングロマリット長榮集団の主要子会社であり、ディープステート側の企業で、この会社はこの船に何が積まれていたかは、ある程度は知っていたはずである。だから、彼らは先ず船の所有者である正栄汽船の名前を出すことによって、非難の第1の矢を反らしたのであった。

 これからも、実際に運行していたドイツの会社ベルンハルト・シュルテと共に、彼らはその名を隠し続けるものと思われる。法的に負う責任の問題と、社会的非難を浴びる者とは別になる。奥の院・ディープステートは常に陰に隠れて、その存在を隠す。その上で、あらゆる責任を回避し、支配を続けるのである。 

 この事故の責任は誰が追うのかという問題を考えると訳が分からなくなる。それは専門家のすることであるからおくとして、今回のこの事故で「申し訳ありませんでした」と頭を深々と下げて謝罪したのは、船の所有者である日本の船会社の正栄汽船だけである。気持ちの問題と実際に負う賠償責任の問題とは関係ないとは言え、謝罪したのは日本の会社だけというのが、現在のグローバル社会の奇妙なところである。

 トヨタの車をレンタカーで借りた者が事故を起こし、その者は現れずトにヨタ自動車の社長が出てきて頭を下げている構図である。運転していた者についてはメディアは何も報じていない。名前すら知らない、知らされない。

 先ず最初に頭を下げて謝罪するべきは、実際に運行していたドイツの会社ではないのかと思う。しかし、それは今までのところはない。日本の正栄汽船以外は全てディープステートの関係する企業なのであろう。後の責任問題を回避しようとの魂胆もあり、今のところ陰に隠れている。メディアが隠しているとも言える。

 そしてこのほど、事故を起こしたエバーギブン号の積み荷についての情報が、徐々に明らかになってきた。全容はまだ不明であるが、今回のアメリカの軍事作戦で、毎日のように解放されている子供たちと同じように、このコンテナ船からも子供たちが解放されている。

 つまり、誘拐されて拉致された子供たちが、監禁されどこかに運ばれていたのである。彼ら・彼女らがどこの誰のところに運ばれていく予定であったかは分からない。船自体はオランダ行きである。しかし、途中のどこかに降ろされることも予想される。

 また、積み荷の中には核兵器を含む各種大量破壊兵器も積まれていたという。船は動けるようになってから後、運河の途中にあるグレートダビー湖に強制的に曳航され、ここに留められている。

 これから徐々に、積み荷の内容が明らかになるものと思われる。もちろん、その内容が全て公表されるとは限らない。当局が公表するとしても、その内容を世に明らかにするのはメディアであり、そのメディアは荷物の内容を隠さなければならないディープステートの側であるから、通常のメディアには期待出来ない。かなりの部分が迷宮入りとなるものと思われる。

 問題は積まれていた各種大量破壊兵器である。どこからどこへ運ばれていく予定だったのか、現場は中東で、一番きな臭い地域の1つである。これらの積み荷輸送にはイスラエルの諜報機関モサドが絡んでいるとの情報が、一部の筋には明らかにされている。悪く考えれば、イスラエルが内密に、敵とされている中東諸国に武器を提供して、この地域での戦争を起こそうとしているのかも知れない。これこそ、奥の院・ディープステートの得意技である。火を付けて回る。

 アメリカ軍の今回の軍事作戦指導部は、事情が分かっていて、今回の座礁事故を起こさせたのかも知れない。停戦命令を出したがそれを無視して運河を通行しようとしたが、これが強制的に留められ、右往左往している間に座礁してしまったという可能性が高い。座礁直前のエバーギブン号の運行軌跡を見るとその事がはっきり分かる。進んだり戻ったり、左右に振れたりしている。

 このエバーギブン号の積荷の子供と大量破壊兵器がどこで降ろされる予定だったのかは今のところ全く分からない。アメリカの軍事作戦本部はこれからの取り調べで全てを明らかにするはずである。どこまでを公表するかは当局の判断によるのであって、我々がどこまで知ることが出来るかは分からない。これも、今回の軍事作戦の遂行側と、ディープステート側との戦いである。