森 信三 運命をひらく 365の金言 39 「野心と志の区別」

野心と志の区別

 人間が志を立てるということは、いわばローソクに火を点ずるようなものです。ローソクは、火を点けられて初めて光を放つものです。同様に又人間は、その志を立てて始めてその人の真価が現れるのです。志を立てない人間というものは、いかに才能のある人でも、結局は酔生夢死の徒にすぎないのです。そして酔生夢死の徒とは、その人の心の足跡が、よたよたして、跡形もなく消えていくということです。
“森 信三 運命をひらく 365の金言 39 「野心と志の区別」” の続きを読む

再録 奇跡の道 その76~あなたの兄弟を罪なき者と・・

「あなたの兄弟を罪なき者と見ながら、
彼を肉体として見ることは不可能」

逆に言えば罪のない肉体を見ることも不可能ですね。
肉体と言えば、罪そのものですから。
分離しているもの、そしてないもの。
“再録 奇跡の道 その76~あなたの兄弟を罪なき者と・・” の続きを読む

再録 奇跡の道 その75~あなたが見ている世界は・・

「あなたが見ている世界は、あなたが自分に
下した裁きに他ならない。それはまったく
そこには存在しない」

世界は存在しない。?

そうだとしたら、その幻想という世界は
なにゆえ幻想としてでも見えるのでしょう。

それは心の影。?
“再録 奇跡の道 その75~あなたが見ている世界は・・” の続きを読む

森 信三 運命をひらく 365の金言 38 「人と禽獣との違い」

人と禽獣との違い

 われわれ人間は、自己に対する反省と自覚を欠く間は、この天地大宇宙の間にありながら、しかも天地人生の道を明らかにし得ないのであります。かくしてわれわれ人間は、自己がこの世に生まれ出た真の意義を知り、自らの使命を自覚して、いささかでもこれを実現しようとするところに、人と禽獣の真の本質的な違いがあると言うべきでしょう。
“森 信三 運命をひらく 365の金言 38 「人と禽獣との違い」” の続きを読む

再録 奇跡の道 その74~ 用語について

このシリーズも73回目を終えています。

今まで使わせていただいた用語について、
すこし書かせていただきます。

よく使う言葉ですが、日本語ですので今まで通りに
意味を受け取りますと、すこし違和感があるかも
知れません。
そのため「奇跡のコース」での用語を
説明させてください。

智識
“再録 奇跡の道 その74~ 用語について” の続きを読む