随想 伊路波村から71~すこしずつ

一緒に仕事を始めた第2創業時。
おじいちゃん(父)は今の私の年齢だった。

50-60キロもする鉄板を毎日毎日
3-4トンは移動した。
手で。

もうその年になるまでの15年間くらいは
重いものは持っていなかっただろうに。

始めた頃は、あちらが痛いこちらが痛いと
言っていたっけ。

でも第2創業。
将来を夢見て、そして自分の城、祖父の城の復活が
喜びと力になったのだろうか。
張り切っていた毎日だった。

27年が経ち、世の中が大変化。
もう第一線を退いたおじいちゃんにとっても、
この先の会社の行方は不安にみえるのだろうか。

絶頂をほこる企業でも、一夜にして倒産。
社会は人は大変化を遂げているかのようだ。

そしておじいちゃんの第2創業の年から、
3代目は第3創業へと向う。

今までの企業体ではない。
だれも見ない地に向って船出するかのよう。
人は無謀となんども言った。
本業をしっかりとすっぱく聞かされた。
それでもかたくなな心は、聞き入れる事をしない。
何の為に生きてきたのか。
何のために生きるのか。

老眼の目はめがねを借りて美しいごはんや
世界を見る。
すこしずつ すこしずつ 老いていく。
娘のだんなさん?と間違えられた嬉しさは
老いの裏返し。?

アホならいっそ。
行く先も、夢も、生き方も関係ないのです。

すこしの言葉でぐらつく、おろかな自分を
まだまだと激励する自分がいる。

世界はすこしずつの変化でちょうどいい。

日常は激しく動いている。

随想 伊路波村から74~日票式人生読本 020712

我が家の洗面所の目の高さにかけてある日票式人生読本。

足助の平勝寺住職からいただいたもの。
60日毎日のひめくりです。

歯を磨きながら、あるいはひげをそりながらみるとはなしにみる。
一部をご紹介させてください。

戯論を止めよ(毒矢のおしえ)

マールクシャという釈尊のお弟子があるとき、
次のような質問をしました。

「この世は永遠に続くものでしょうか、
それとも今にすっかり変わってしまうものでしょうか教えてください。」

「こういうことがわからなければ修行をやめようかと思います。」

と。 すると釈尊は、このお弟子に次のように仰せられました。

若し人が、毒矢をもって射られたとせよ。
廻りの人が急いで医者を迎えて、その矢を抜き取るようにする。
ところがその時、その矢を抜くのは

ちょっと待ってくれ、一体この矢はどこから来たのか、
この矢は誰が射たのか、矢先はどのような形をしているのかと。
そういうことがすべてわかるまでは抜くのを待って貰いたいというならば、
彼はそれらのことを知る事が出来ないうちに死んでしまうであろう。

戯れの論をして居るよりも先に、まず毒矢を抜き取ることが大切なのである。
前世がどうであったとか、死後はどうあるかを知り尽くすよりも、

今おんみ達の身に迫っている恐ろしい
毒矢を抜き取る事こそ大切なのである。

私の教える修行はその為の修行なのである。
戯れごとではないと仰せられた。

真理の光 その6 意識を起こして 意識せずの凄さ

先の水耕栽培の実験ではいろんなことがわかりました。

まず水耕栽培の水に空気振動圧をかけていますが、
その振動圧の高さに比例して生育のスピードが速いこと。

それから上からの光の種類(光の振動)によって
レタスの色目ややはり生育スピードが異なること。
“真理の光 その6 意識を起こして 意識せずの凄さ” の続きを読む

随想 伊路波村から75~あなたに誉められたくて

俳優高倉 健 さんの本の題名です。
もうずいぶん前に出版されました。

高倉健さんが10年も続けた事。
それは毎年の大晦日の午前零時に
長野善光寺をお参りすることでした。

長野県とは別にゆかりもなにもない健さんにも
何故善光寺なのかがわからなかった。

ただ続けてみようと毎年0時になると参道から入り
善光寺にお参りしたのでした。

年を重ねるにつれて大晦日に必ず健さんが善光寺に
くるといううわさがひろがりました。

大晦日には参道に人があふれるようになりました。

10年目を迎えた年。いよいよ健さんにとっての満願の年です。
あいにくその年はアメリカで映画「ブラックレイン」の撮影中でした。
「今年は行けないな」とあきらめていた健さんでした。

大晦日が近づくにつれて10年目の区切りをつけたい気持ちと、
ことしも健さんにあえると待っていてくださる人々への思いが
つのってきます。ギリギリになって映画のスタッフに理由を話し、
お参りをしたらすぐ戻るという約束で健さんは帰国。
善光寺に時間どおり間に合いました。

アメリカでの撮影をよく知っていた健さんのファンでしたが、
10年目の最後の善光寺の参道、いつもの年にも増して
多くの人々が「ウオー」という叫びとともに健さんを出迎えました。

「あなたにほめられたくて」健さんは人生をすごしました。

このお話では自分を待っていてくれるだろう人々でした。

でもほんとうに誉められたい「あなた」は健さんのお母さんでした。
お母さんに誉められたくて健さんは生きてきたのです。

はなしは自分のことに移ります。

母の口ぐせは「いい子だね」と「他人の役にたつ人間になれ」
でした。昭和50年。月給8万円の中から毎月現金書留で
一万円を母に送りました。

母が63才になって病床にいるころ、ポツリと言いました。

「おまえが送ってくれた一万円どんなに楽しみにしていただろう」
母は63才で逝きました。

子供4人を育てた借金が残されました。
3年半かかって毎月すこしづつ返しました。

だれの役にたたなくてもいい。

これでおかあちゃん安心してね。

あなたに誉められたくて自分も生きてきたのだから。

真理の光 その8 圧の差が変化の原点

ある夕方家内が言いました。

「この間テレビで ガイアの夜明けで なんだかテネモスさんと
同じように感じたから とっておいたの。」

いつもよくわかりませんが。
「ガイアの夜明け」というテレビ番組で
気になることをしていたので、それが何かテネモスさんと
関係がある気がしたので、録画しましたと、翻訳すれば
そういうことです。

鮮度が一番!驚きの技術
“真理の光 その8 圧の差が変化の原点” の続きを読む

テネモスミーティング、冠之会、読書会の4月~7月の予定

テネモスミーティング名古屋

5月2日(土)

5月23日(土)に変更となりました。

場所 山善ビル2階 午前10時から

参加費 無 料

事情により予定させていただいた合宿は中止となりました。

7月11日(土) 

場所 山善ビル2階 午前10時から

参加費 無 料

冠之会 予定

場所はいずれも山善ビル二階 午後6時から

参加費用 1000えん(資料代)

4月18日(土)
5月16日(土)
6月20日(土)
7月11日(土)

慈藹塾読書会

場所はいずれも山善ビル二階 午前6時から

参加費用 無 料

4月19日(日)
5月17日(日)
6月21日(日)
7月12日(日)

真理の光 その9~一体全体と意識エネルギー

私達の感知する現実世界は一体全体でひとつの
生命であることはよく耳にします。
そのことと、意識はエネルギーであり光子でもあることの
証明が科学的になされました。
いつも暮れになりますと送られてくる風天さんの
冊子にその記述を見ることができましたので
掲載させていただきました。
“真理の光 その9~一体全体と意識エネルギー” の続きを読む