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かつて出版された回想記の中で、もっとも虚偽性の高い代物は、なんと言ってもアドルフ・アイヒマンのメモと称されるものである。アルゼンチンに亡命していたアイヒマンは、1960年5月イスラエル国家によって拉致され、その後、国際的に有名になったが、それまではこの人のことを知る者はほとんどいなかった。
誕生してから12年しか経っていないイスラエル国が、遠いアルゼンチンに居住していた第3国のドイツ人アドルフ・アイヒマンを拉致し、遠くのイスラエルまで移送した。その上でイスラエルの法廷に彼を立たせたのであった。ここで、アルゼンチン政府もこの拉致事件に協力している。