大いなるものと 師を求めて 人生という旅は続いている。
この10年間での 劇的な出会いは 人間としての
自己に大きな影響を与えた。
故 中村天風氏には「積極」の大切さを、
故 政木和三氏には「多くの人の役に立ち 他の歓びを
我が歓びとする」ことを教えていただいた。
それは 母の教えと同じだった。
人は病によって死ぬのではない 030911
10日ほど前あるお客様が会社にみえた。
ほんとうに久々のご訪問だった。
ガンの宣告をうけて7ヶ月。
もう手術もできないと、お医者様から
サジを投げられていた方で、
7ヶ月間「太古の水」を飲みつづけて
ガン細胞が消えてしまった方である。
「元気になったよ 仕事もできるようになって
医者が こんなこと初めてだと 驚いている」
そう お元気におっしゃって お礼を言われて
帰っていくのを お見送りした。
昨日朝 その方の訃報が届いた。
ああ あの日 ご挨拶にみえたんだ。
生き方 030710
「何かを残すんだったら 生き方を残さにゃ あかんよ」
森 信三さんの 声が聞こえたかのようだった。
「壬生義士伝」をみなさんと一緒に見た。
途中携帯電話の振動がポケットに伝わるが、
席を立てない。
根が生えたかのようだった。
求めない報い 030715
なんにもならんことをコツコツやり続ける人は尊い人。
世の中には報いを求めずただ淡々と行動し続ける人がいる。
「与えて与えて与え続けること」は人の生き方で最も尊いことか。
そして報いを求めない。
与えることの上中下。
おじさんはおっしゃる。
しずかな春
三月も半ばとなった。
この2週間いろんなことに出合い、
いろんな場所に行った。
チェロ、マクロビ中華、中江藤樹ビデオ、エハンさん、
セントレア、ICメイツ、唐子山車、笹島サテライト、
むつう整体、読書会。
でもなんだか心がとても静かになっている。
海外の旅 030701
ハワイ島への旅が近づいてから、胃が痛みだした。
6/17 4泊6日の旅に出た。
ハワイ島の精霊が拒否しているのだろうか と思った。
ハワイにはまったく関心がなかったけれど、
今も脈々とマグマが湧き立つ島ハワイ島だけには
行ってみたかった。
どんなところに泊って、どんなところに行くのか、
企画者のSさんの綿密な努力をよそに、
まったく何も計画を理解せずに、ただ仲間と
旅立てる歓びに溢れていた。
だが 胃が痛んだ。
手放せない正義 030610
人は業想念の解消のためにこの世にきたのだろうか。
それぞれの人にはどうしても手放し難い業想念があるようだ。
許せないこと、どうしても守りたいこと。
時間を守る、約束を守る、清潔不潔、嘘をつかない、
お金にシッカリ、節約、勉強する、親孝行、教育をシッカリ、
善の実行、成長、平等不平等、そして正義。
感情のない感動とは ~中村和尚に聞く~ 010716
平成13年6月11日夕刻。鏑射寺のおくりの一室にいた。
インドから日本へ11年前に授かった仏舎利(お釈迦さま
の骨)で、ノド仏の4つの気泡をどこへ安置するかの相談
のためだった。
高僧は語った。
「空海(弘法大師)が唐より持ち帰った仏舎利が以前、京
都の東寺にあった。歴代の天皇は一年の吉凶を占う為、2
つの入物に分けられた粒を毎年勘定した。毎年のように数
が一定せず、多くなったり、少なくなったり、大きくなっ
たり、小さくなったりした。今もその占いの記録は残され
ている。その仏舎利80粒を鏑射寺で6年間預かってお守
りした。その6年の間、様々なできごとが起きた。手に負
えなくなり、高野山に安置していただいた。仏舎利は不思
議なもので、安易に考えてはならない。」