2576「バランスを取ろうとする宇宙」2022.1.13 自分で自分を自分するから

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 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年01月08日「バランスを取ろうとする宇宙」と2022年01月09日「冥界からの電話」の2つの記事を紹介します。

「バランスを取ろうとする宇宙」

今、世界中で今まで目に見えなかった体制が変わろうとしているようです。

もちろん、それは私たちにとって良い変化です。神々の大いなる計画の中の動きです。

ただ、その丁度変わり目の節目の今は色々なことが同時多発的に起こり、何が真実であるのか、何処に向かおうとしているのか、全体像をつかむことができません。

幸運なことは、その渦中においては、無我夢中で、大変な波を乗り越えようとしていることさえ、気づかないために、がむしゃらに生きている間に、何時のまにか、大波を超えてしまい、大難(たいなん)が去ったことに気づくことでしょう。

この大きな波が静まった時、満を持して準備してきた多くの魂たちが、次の役割を担うために世に出てきたのでしょう。

第二次大戦前の約500年間も続いたアジアやアフリカ国家や国民に対する奴隷的な扱い、植民地時代を再び繰り返すわけにはいきません。

私たち人類の精神は少しづつ向上を続け、やっと今、2010年を境に精神性復活の時代が到来しているからです。

では、今日のテーマは「バランスを取ろうとする宇宙」ということで、宇宙の摂理について書いてみます。

私たちの精神が再び退化することがありませんように。

全ての人々、それぞれの個性が、認められ、生存を許され、大切に優しく扱われますように。。。

人種差別

かつて、インディアンを皆殺しにして、土地や資源を奪ったように、奴隷として、様々な苦役をさせるために、足を鎖で繋ぎ、アフリカから現地の人を運んで来たように

劣等人種だからと、アジア(ベトナム)で戦争を起こし、利益を得ようとしたり人が人を差別し、蔑んで良いのでしょうか。

人が動物達、生命のあるものを虐待しても良いのでしょうか?

私達は知っています。

私達が過去 転生の中で五色の人に、次々と生まれて来たことを

宮崎県の旧蘇陽町にある幣立神宮所蔵の五色人面。五色人の代表が、日本(霊の元つ国)にあつまり、神に祈りを捧げていたとされています。

黄人  アジア(日本、中国、朝鮮、モンゴル)

赤人  アメリカインディアン、ユダヤ、アラビア、エジプト

青人  北欧、スラブ

白人  ヨーロッパ全般

黒(紫)人  アフリカ、インド、アボリジニ(オーストラリア)

私たちが最も愛する父や母、息子や娘も、同じように、色々な人種を経験してきたことを。

石や、岩、植物や動物、 そして風や波などに生まれ、生命のダイナミズムを経験したことがあったことを。

たまたま、今、白人で生まれ、自分達だけが優生民族であると勘違いし、残酷な方法で、他の民族の生命や自由を奪ってしまう事は、なんと大きな罪でしょうか?

宇宙には法則があります。

バランスをとること、その為、自分が与えたもは、必ず自分で受け取ることになります。

良いことも、悪いことも。。

肌の色で人々を苦しめた人は肌の色で苦しめられることでしょう。

それは、誰が行うのでもなく、神様が行うのでもなく、 宇宙の法則通り、自分自身でバランスを取るためにそうします。

人は、その様な愚かなことを、何度も何度も繰り返して、そのたびに、少しずつ賢くなっていくのでしょうか?

宇宙の摂理、それは何処を見ても確認できます。

全ては調和し助け合い、自分の役割を果たしています。

そこには、人の立場を羨んだり、バカにしたり、自分だけが。。 という気持ちは微塵もありません。

人間も、本来その様な高貴な心を持つ、生命体では無かったでしょうか?

私達が出来ること・・それは、動植物を含め、家族や、本当に身近な所で、笑顔や優しさを、広めていくことから始まるのかもしれません。

今日も身近な周りの方々に、優しさと笑顔で接したいものですね。

「冥界からの電話」

今日は生と死、肉体と魂に関して、昨年載せた記事ですが、加筆して掲載したいと思います。

最近は、本当にさっと生まれて来た目的を果たし、子供の内に戻っていく魂が多いように感じます。レインボーの子供たちが増えてきたのも同じような目的があるのかもしれません。

佐藤愛子さんの著作「冥界からの電話」に故人 中川昌蔵さんの言葉が載っています。

中川さんは、菩薩界から生まれて来た方です。

中川さんはどんな人にもわかり易く説明されます。

波動を高めるにはどうすればいいかって?

ちっとも難かしいことじゃありませんよ。学問とか知識は必要ありません。

ただね、人は一人では生きられない、生かされているということをよく認識してね、

そのことに対して有難うという感謝の気持を表せばいいんです。

感謝することで魂の波動は上ります。実に簡単なんですよ。

死後の 世界は波動の世界ですからね。

波動の上下によって地獄界、幽界、霊界、神界と厳格に分けられています。

死ぬとその者の魂は、自分の波動と同じ波動の場所へ自動的に移動します。

上記を踏まえたうえで、重い障害を持って生まれ、早くに亡くなった娘さんのお話をご覧ください。

「もう読んだよ」という方は、スルーしてくださいね。

夭逝した、娘さんご本人の口から 重い障害を持って生まれたわけを語ってくれています。

景山民夫さんが書いた「さよならブラックバード」と言う本からのご紹介ですが、これから述べることは事実であるそうです。

このお話は、お子さんが、お父さんの魂の向上のため、敢えて不自由な身体を選び生まれ、

そして早すぎる死を通じ、愛する父の魂を向上させるめに協力したお話です。

景山民夫さんが書いた「さよならブラックバード」という本、その後書きに、こんなお話が載っています。

<転載開始> 転載元

僕はいまから八年程前に長女を亡くしました。

彼女は生まれたときから重い障害をもった子供で、18年間の人生の中で一度も自分の力で

ベッドから起き上がることが出来ない生活を送り、そして死にました。

急な死だったために、僕があわてて病院に駆けつけたのは、死後一時間ほどしてからでした。

娘は既に冷たくなっていて、18歳にしてはずいぶん小さな体をベッドに横たえていました。

その夜、通夜が営まれ、お棺に入れられて祭壇に安置されている娘の遺体を目にしたとき、

僕はなぜか「あ、もう肉体から魂が抜け出してしまっている」と感じたのです。

ふと祭壇の上の方を見ると、そこに娘がポコンと浮かんでいました。

それは、生前の肉体の姿ではなく、白く光る玉のように僕の目には見えました。

無事にお通夜を終え、 僕は翌日の葬儀に備える為に教会の駐車場にあった車に戻りました。

車のエンジンをかけたときに、僕は助手席に死んだ娘がいる事に気がつきました。

さっきと同じ光る球体のようでした。

「一緒にお家に帰るか」と僕は娘に声をかけました。

彼女は、「うん、一緒に帰る」と答えました。

不思議なことです。

生きているときは、言葉が喋れないために一度も会話をしたことがない彼女と、

死んだ後ではまるで普通の人と同様に会話ができるのです。

といっても、それは鼓膜を通して伝わってくるものではなく、直接僕の心に語りかけてくる

テレパシーのような通信手段でしたが、それでも意思は完全に通じあっていました。

いろいろなことを語り合いながら、車を運転していくと、途中で雨が降り始めました。

家に着いたときもまだ雨は降り続いており、彼女は「そうかぁ、雨ってこういうものなんだ」と感激していました。

ずっと室内で暮らしていた彼女は、雨というものを実体験したことがなかったのです。

その後、娘は(ヘンな話ですが)自分の葬儀にも出席し、しばらく我が家に滞在していました。

その間に

「お前は、なんであんな不自由な身体を、選んで生まれてきたの?」

と尋ねたことがあります。

娘の答えはこうでした。

「他の理由もあるけど、私が生まれる前のパパの心の状態のままだと、

パパは弱者に対しての優しさが持てない人になっていたかもしれないの。

それで私は重い障害を持ってパパの娘に生まれたの」

この言葉は僕にとって目からウロコが落ちるようなものでした。

たしかに、思い返してみれば当時の僕にはそういった傾向があったのかもしれません。

やがて娘は 「もう天に帰るから」と言って去っていきました。

痛く、辛く、悲しい人生ではあったと思いますが、彼女の一生は無駄でも敗北でもありませんでした。

敢えて、障害を持つ子として生まれて、僕に思いやりの大切さを気づかせてくれたのですから。

これはすべて本当の話です。

もう一度言います。どんな人生でも、無駄や敗北はないのです。

大切なのは無駄や敗北と見えたことから、何を学び取るか、なのです。

<転載終了>

私も、人の親ですから、子供を早くに亡くす、悲しみ、苦しみ、後悔、張り裂けそうな胸の内。想像に難くありません。

ですが、もし親が、子供の早すぎる死を悔み、何時までも、世を憎み、人を憎み、何時までも、いつまでも運命を呪っていたなら、この子供たちが、敢えて勇気をもって、早くに亡くなることを選んで生まれて来た人生の目的は、どうなってしまうか? 

そう考えてしまいます。

子供たちが、親のその姿を天国から見てどう思うのか?

何時までも、私のことを忘れずに、大切に思いそれゆえに憎み苦しんでくれてありがとう。

そう思うのでしょうか?

中川さんの仰るように心の波動の上下によって、地獄界、幽界、霊界、神界と厳格に分けられてしまい、その悲しみ、苦しみ、後悔、運命を呪う波長のゆえに、親が自動的に、その世界に引き込まれていくことを、この高貴な魂の子供たちは、喜ぶでしょうか?

中川さんは仰いました。

死ぬとその者の魂は、自分の波動と同じ波動の場所へ自動的に移動します。

この子供達の魂は、中川さんの仰る魂の法則、類は友を呼ぶ、を十分知った上で、生きている私たち、お父さん、お母さんを見ています。

大切な大切な子供たち、その子供たちの喜ぶ笑顔が見たいですね。

子供たちは何のために生まれて早くに亡くなったのか?

一番影響を受ける親に何を伝えたかったのか?

親にどう変化して欲しかったのか?

それに気づき、お子さんたちが望んだ変化を私達親が、人を社会を恨むことなく成し遂げることができたら、子供たちは天国で本当に幸せを感じることでしょう。