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アメリカでの2020年の大統領討論会で、トランプ大統領はハンター・バイデン(ジョー・バイデン大統領の息子)とオルガリヒ(ロシアの財閥企業)との繋がりの問題について話そうとした。
しかし、その時の司会者クリス・ウォーレスに話を止められてしまった。メディアが反トランプであることが露骨に現れたのであった。トランプ前大統領は「なぜ、モスクワ市長と彼の奥さんが、バイデン一家に350万ドルを贈与したのか、その理由をプーチンは今、公にしたいと思っている。彼は知っている、私はそう確信する」と述べました。
アメリカでの中間選挙を控えた今、そしてウクライナ戦争が勃発して世界の注目がプーチンに集まっている今、トランプ前大統領がこのように発言する目的の一つは、もっと多くの人にハンター・バイデンの問題について、注目させることである。
アメリカは今回のウクライナの騒乱(戦争)に形の上では関わってないが、裏で色々ウクライナをサポートしている。ウクライナに武器援助している。だから、この状況に鑑みると、バイデン一家の問題を何らかの形で公開して、バイデンの注意力をウクライナの騒乱から、アメリカ国内政治に向かわせたいという思惑が、プーチンにあるのは否定できない。
だから、トランプ前大統領がこのタイミングで、「思い切って、バイデンの情報を出すように」というメッセージを、プーチンに対して送っている可能性が高い。だからと言って、トランプ大統領とプーチンが何らかの形で繋がっていると証明することは出来ない。しかし、トランプ大統領は、この機会を利用して、もっと多くの情報を引き出そうと考えていることは確かである。
ディープステートのCNNは「トランプ大統領は国内政治にかかわる支援を米国最大の敵対国に求めた。彼は20年の大統領選挙でもバイデン一家に関する虚偽の情報を流した」と報道し、トランプ前大統領を攻撃した。しかし、トランプ前大統領が言ったように、プーチンはバイデン一家の情報を充分把握しているはずである。
しかし、プーチンがこの戦争をきっかけに、自分の知っている情報を公開するかどうかは分からない。アメリカでの、所謂「ロシア疑惑」に関する事実については、全てプーチンは把握している。
それを公開すると、バイデンがアメリカ国内でさらなる反発を受けて、彼自身の注意力をウクライナの騒乱からアメリカ国内政治に切り替える可能性もある。
また逆に、プーチンが情報を公開すると、その問題から国民の視線をそらすために、ロシアに対してもっと厳しく対応して、バイデンのアメリカ国内における支持を高めようとする可能性もある。現にこのところバイデンの支持率は若干上がっている。
プーチンがどう判断するかは、分からない。しかし、このウクライナ紛争(戦争)で、このバイデン一家に対するモスクワ市長夫妻の「350万ドル贈与問題」が、公になるきっかけになる可能性は高い。この問題こそが、本当のロシア疑惑の一つだからである。
この資金が、どこから、そして、なぜ提供されたのか、その詳細はまだわかっていない。当時のモスクワ市長夫人で億万長者のイエリナ・パトリニアは、10年前ハンター・バイデンと他の人が一緒に立ち上げた会社に、350万ドルの資金を提供したのであった。トランプ元大統領は「それはかなりの金額にのぼるので、このことについてプーチンはその詳細を知っているはずだ。それを公にすべきだ」と言っていた。
当時のモスクワ市長夫人からバイデンに対する贈与問題が公にならないのは不思議な話である。メディアはこのことに関しては何も報道しない。
今回のウクライナ戦争と同時期にハンター・バイデンのパソコンが注目を受けた後、その件を巡って色々なことが起きている。最近トランプ前大統領はプーチンに、ハンター・バイデンとロシアのオルガルヒとの関係を公開するようにと、呼びかけた。トランプ前大統領は「ロシアのリーダーはなぜモスクワの市長の奥さんが、ハンター・バイデンに350万ドルをあげたのかを知っているはず」と言った。その資金が、どこから、そして、なぜ提供されたのか、その詳細はまだわかっていない。
この問題は、今起きているウクライナ戦争と、これから行われるアメリカ中間選挙に大きく影響することは確かで、ディープステートはどこまでも隠し続けるのかも知れない。しかし、ハンター・バイデンの失われたと言うことになっているPCが多くのことを語るはずである。どこまで、ディープステートが声を隠し続けるか興味がある。全てを知っているプーチンの口をどこまで封じるかについても同じく興味深い。