伊勢ー白山 道から 比叡山の不思議

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比叡山の不思議
2023-08-15 12:26:53 | Weblog
昭和時代からある分野で有名な御方が、神秘学や呪術系の書物だけでも数千冊を読破されており、その知識から興味深いことをネットで話されているのを見ました。
それは、比叡山延暦寺の中心である本堂の根本中堂の内陣にある1200年間も絶やすことなく燈し続けてきた御法燈(菜種油使用)がある部屋の天井部、屋根材に堆積した煤(すす)を、特別に拝受して作成された書道用の墨を入手された話でした。

もうこの話だけでも、既に相当にヤバい話です。根本中堂の天井の墨とは、それはそれは物凄い霊的な磁気を持っていることを感じます。そういう墨が昭和に存在したことが驚きです。
(今でも高額でオークションに当時の限定販売だった品が出されるようですが、真似て作られた偽物に注意です)

墨を入手した当時、この御方はどうしても許せない人物が居て、ふと思い付いて、その墨を使って許せない人物への呪いの言葉を紙に書いたそうです。
そうしますと後日に、その相手に関する言うに言えないほどの気の毒なことを、風の噂で聞いたとのことです。
それを聞いて、この御方は「やり過ぎた」「効き過ぎてしまった」と深く反省されて、二度とこの墨を使った呪いのマネ事はしないと誓ったとのことです。

やはりこういう強い霊的磁気を持つ墨は、世界の平和などの全体に関する良いことだけを誓う言葉に使うべきものと言えます。
比叡山と言えば、よく高野山の密教と比較されて、呪術的な要素は一般にはあまり知られていないと思いますが、霊的な実態は違います。
本物過ぎて、危険なので、あえて伏せられているだけです。

比叡山は織田信長の焼き討ちを受けてからは、黙って、呪術的なバリアーと防御に関する秘められた呪法を深めて行ったと私は感得します。
千日回峰行も、命を懸けた優れた呪術僧を出すための修行の一環だったと私は解釈します。

この開山以来1200年間も菜種油を絶やすことなく燈し続けてきた御法燈(ごほうとう)は、「不滅の法灯」(ふめつのほうとう)と呼ばれます。

最澄さんのご請願、
「仏の光であり、法華経の教えを表すこの光を、末法の世を乗り越えて弥勒如来がお出ましになるまで消えることなくこの比叡山でお守りし、すべての世の中を照らしますように」
との願いを込めたと伝わる御法燈です。

ちなみに、ことわざの「油断大敵」は、比叡山の御法燈の燃料の菜種油を絶やさないように、僧侶が毎日朝夕に注ぎ足し続けていることに由来すると言われます。
この油を断つことは、比叡山で学ぶ僧侶がいなくなることを意味しており、これが「油断」の語源になったと言われています。

このような千年の祈りが継続されて出来た煤(すす)の墨は、それは物凄く霊的に畏怖するべき物です。
魔物も飛んで逃げて行きます。
なぜなら、こういう存在が守っているからです。
扱いが危険なので、画像は貼れませんが、
(https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E6%AF%94%E5%8F%A1%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%AE%88%E3%82%8A%E3%80%80%E8%A7%92%E5%A4%A7%E5%B8%AB&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=-1&oq=)

こういう鬼です。でもこの鬼様は、まだ門番です。この奥に10段階以上にわたり次元の違う鬼神が守護をしています。

そして比叡山の秘密に、古事記でイザナギ神とイザナミ神が黄泉の国へ通じるトンネル内で死闘を繰り返した黄泉比良坂(よもつひらさか)が存在した地域ということも感じます。
比叡山には、アノ世に通じる大霊道(トンネル)が通じています。
場所的には、比叡山、比良山、大津市の坂本、が関係します。

このように比叡山とは、京都の鬼門に存在し、古事記の黄泉比良坂も存在するという霊的な場所です。
今でも比叡山と比良山の山中の道路を自動車で走行中に、急に霧に囲まれて自動車が消える現象が有ると聞きます。数日後に、まったく離れた違う場所の道路脇の車中で目が覚めるそうです。
特に今のお盆の比良山は、通行も少ないから要注意です。中には行方不明のままの人もいるかも知れません。
お盆の怪談と思ってください。

今日の終戦の日に、戦争で亡くなられた無数の方々の御冥福を御祈り致します。
比叡山でも、世界の戦争の終結と平和を祈っていることでしょう。