光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+102 ニホンの大地の怒り

光文書
(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+102
ニホンの大地の怒り
二千二十四年の九月に解禁になった、日本列島の土地の神格の復活と、東日本の覚醒のプログラムについての解説です。これは、後鳥羽天皇、土御門天皇、そして、順徳天皇という、承久の乱で、それぞれ、隠岐島、四国と淡路島、それに佐渡島に流刑となった天皇の運命と関連するストーリーです。

日本刀に宿っていた後鳥羽上皇のたましいの復活に合わせて、その皇子である二人の天皇も復活して、活動をはじめられておりますが、土御門天皇は、この時のために託されていた「ことのは」があるらしく、その言葉は、九月十五日には、届くべきところに届いているはずです。
後鳥羽天皇の前の天皇は、安徳天皇で、これから源平の戦いの時代と同じような、日本を二分するような混乱が、これからの日本列島ではじまることを、これらの事象は象徴していると考えることができます。
これは、私がお伝えしているアマテラス天皇の時代が終わることと関連していると考えられるので、重要なこと、ある意味、日本の秘密の開示になるともいえます。
精神界の情報によれば、日本は、二本であるということです。そして、日本列島は、二つの龍体が交差するように形成されているという知識や伝承が、あるのは、これまでもお伝えしてきた通りです。

「最終知識」においても、太古の日本列島には、日に向う国と、日を高く見る国の二つがあったことが記されています。それが、現在の宮崎県と福島県に近接する地域ということです。いまのアマテラス天皇の日本は、この日向の国から、神武の東征によって、生まれたというのが、記紀の神話です。
そこに日高見国の記録はありません。
しかし、東日本には、ヤマトの建国神話にも重要な役割をはたす剣神界の神々、タケミカヅチとフツヌシを祀る、鹿島、香取の両神宮が、古くからあるのです。
現代の地質学においても、この日本列島の成り立ちは、実証されています。
それは、東日本と西日本が、イザナギプレート、イザナミプレートと呼ばれるように、もともと別の島であり、プレートの移動で、その東と西の島が衝突して形成されているのが、フォッサマグナであるということです。
このデータに対応するのが、順徳天皇が流されたのが佐渡島であり、そこは、かつて海底にあった二つの島が、プレートの移動で、浮上し、ひとつの島となったという日本列島と同じような、創成の秘密が隠されているのです。
この佐渡島が、大量の金を産出したのはよく知られています。かねてより、日本の精神界は、いまでも、日本列島は金の国であると伝えています。
いまの日本人が正しく覚醒すれば、日本は再び金の国ジパングになるというのです。
明治維新は、神武の東征と同じく、西日本側の勢力による武力の行使でした。
それに対抗した会津をはじめとする東北の各藩は、今日まで、その負の記憶を引き継いでいます。これを克服するところから、次の日本がはじまるといってもいいのでしょう。いまの東京政府もまた、もうひとつの日本である東日本の大地の神の承認は受けていないのです。
日本は二本なのです。二本のみはしらが立たねばならないということです。
それが、このクニの歴史の中で通奏低音のように流れ続けているものなのです。
この二千二十四年の九月に、土御門天皇からのことのはによって、たぶん、日本をこれまで守ってきた近畿圏を結ぶ、逆五芒星の結界が切れることになるのだろうと、推測できます。それによって、日本の大地の古き神々の怒りが、人間界に及ぶことになります。たぶん、その結界の力がはたらいて、承久の乱では、後鳥羽上皇側が敗れたのです。そこに、ニホンの秘密があります。これによって、百二十六代の天皇の時代にひとつの区切りがついて、日本列島を売り渡そうとした人間界への日本の大地の神格の祟りがはじまることになります。剣神界のはたらきによって、日本刀のたましいが復活したように、これからは封印されてきた、日本列島の大地の神々が、日本を取り戻すための活動をはじめると考えていただいてよいのです。
日本列島は、大変動の時に、天変地異を起こすという特質を持っているのです。明治維新の前にも、そういう事象が続きました。千九百二十三年関東大震災で、戦争の道に進み、千九百四十五年の敗戦の前にも地震や台風などで、大きな被害を受けています。そのままのまつりごとが維持できない事象が続いて、人間界も変化せざるを得なくなるということです。この国の大変動は、千九百九十五年に起きた阪神淡路大震災にはじまり、二千十一年に起きた東日本大震災と続き、二千二十四年の能登半島地震が起きて、今回の佐渡島の情報開示に繋がったと見ることができます。次に何が起きるかは、はっきりしているのです。その大難を小難にするために、今こそ、覚醒する時なのです。日本列島が怒っているのです。
神紀四年(二千二十四年)九月十九日 積哲夫 記