たたけば音が出る世界。
確かに音が出る机。
五感が自分を肉だと叫ぶ。
おなかはすくし、痛いしかゆいし、眠いし、目は見える、
音は聞こえる。
そして官能も叫ぶ。
ほら肉でしょ。
何が「生命」だよ!!って自我が笑う。
心が迷い、疲れるとあんでるせんに行った。
瓶の口が広がる。
100円玉がクラッカーのように割れて元に戻る。
歯で100円玉を食いちぎり食べる。
ガラスを念で割る。
1万円紙幣を直角に100円玉が動く。
そして一万円札を抜けても紙幣に跡形もない。
10円玉は大きくすることも小さくすることもできる。
もちろんスプーンやフォークは自在に変化する。
ルービックキューブは一瞬で六面がそろう。
物質は影と確信する。
そして意識は無限力とも。
朝書いた絵とお名前とが、午後4時頃の訪問者のうちの
無作為の被当選者が書いた絵と一致する。
未來がここにあることの確信を得る。
長崎にある時計が、名古屋の持ち主の家の
いつもある場所に飛ぶ。
空間は幻想と知る。
無作為の方のお名前や生年月日、配偶者などの
御名前を言い当てる。
元は一つだと知る。
あなたはわたし。
わたしはみんな。
そして時間も空間もエネルギーだと理解する。
「自分はいったい何者なのか」
このことを考えなかった人間っているのだろうか。
このことを問い続けるのが人生なのかもしれない。
道の途中途中で叫ぶさまざまな自我がある。
そして一番強力なのは「感官」。
真理とは 「私は生命である」
人生の目的は 「分離感をなくすこと」
そのことをよびかける普遍的な声がある。
いつも見守っている感じがする。
感官によって盲目となることから
守るかのような大いなる声がする。
一度も離れたことのない声。。