循環

今日も家の前の道路と歩道の境に 小さなミミズの死骸が
たくさん見受けられました。
都会のほんのわずかな植え込みの土に発生するミミズです。
一匹のミミズの死骸にたくさんの細かなアリがたむろしていました。
なんだかちりとりに掃きこんでしまうのも悲しく思いまして
死骸とアリをそのままにしておきました。
小さなミミズを狙って きっと小鳥や鳩やカラスさえも食べ物に
してるのでしょう。
「ミミズはなんで生きているの。?」
悲しくなって下を向いてほうきの先を見る目が
潤んできます。
私もミミズなんだろうか。
ゆるやかな坂道の東方面をやや見上げますと
秋のきれいなお日様が 私をそして世界を照らしています。
あまりの輝きは 景色の境をなくしてしまいます。
みな一体。
今日もあることに感謝して いつも朝にお会いする
通勤の方のお姿に 今日も元気でお会いできたことを
また心の中で感謝するのです。

感じるということ

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木曽駒カルパ前の道路で(プライナス提供)
月曜日 埼玉の友人から電話がありました。
「明日そちらに行きたいんですが。」友人。
「大丈夫ですか。?よかったらこちらから出向きますよ。」私。
「たまには出かけないと カラダが腐っちゃいますから うかがいます。」
それで本日火曜日の12時30分に お二人で到着されました。
それから いつもご訪問時にご馳走になる うなぎさんの
意趣返しです。
名古屋名物 蓬莱軒の「ひつまぶし」をいざ!。
勇躍 熱田神宮のおみせへ直行しました。
ところがこの日は本店だけの営業でした。
支店の前で やはりがっくりの見知らぬ女性を車にお誘いして
本店へ。 東京からの女性でした。
本店到着 一時間待ち。
女性達は「待ちます」とそこでお別れ。(笑)
私達は 予定どおり(?) 二番目のおみせへ。
社員さんに教えていただいた東別院近くの「うな富士」さんに到着。
すぐに座れました。
なんてったって 「ひつまぶし」。
埼玉からのおふたりは 大満足です。
意趣返し成功!。
今度は普通のうな重をと 次への期待をつなぎました。(笑)
それからコーヒー「かこ」さんへ。
今回の名古屋訪問目的の重要事項は「かこ」さんでした。
「かこ」さんの波をしっかりつかんで 3時間の滞在ですぐに戻られました。
何かを感じ 積極的に動く。
そこには6時間の運転と 3時間の滞在後また6時間の運転という
強行軍という常識では考えられない行動を生む強さがあります。
「天は能動 地は受動」
感じるということが動かす原動力であり
行動を起こすことの大切さを思い出させました。
何かが動く9月を互いに確認できた火曜日でした。
ご縁に感謝いたします。

なにものがおわしますかは・・・・

中居3
白山中居神社(石段から境内を・・・写真 友人提供)
平成21年7月26日に岐阜県郡上の白山中居神社に参拝することに決まっていました。
なんだか感謝の予定でした。 
先感謝みたい。(笑)
雨模様。
この神社は 今ブームの「伊勢白山道」で紹介され 真の白山ククリひめさんの神社
ということで 人気があるようです。
雨にもかかわらず 参拝の方がチラホラみえます。
石徹川(いとしろがわ)の三途の橋を渡り すべりそうな石段をいくと
すでに 石段左に守り神さんが(写真)。
右の赤いトタン屋根がククリひめさんのお社で
その奥の石段の上が いざなぎいざなみさんの本社。
そして石段の左には 巨石の寄り代。
参拝前に境内を眺め ゆったりとした時間をすごしました。
すると 物凄い雨。 大歓迎。!(笑)
ククリひめさんの軒先で 本殿を見上げながら しばらく時間を過ごします。
目の前の石段から滝のように雨が落ちてきて
石段を上がることもできません。
雨が小降りになったところを ゆっくりと石段を登り参拝。
参拝後 なんだかお社の裏に行きたくなって 行ってみると
そこに 巨大なツインの大杉。
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「中に居る」って本当だったんだ。(笑)
「なにものがおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼれる」(西行さん)
ってこんな感じでしょうか。
中居
石段左横手の巨石の寄り代
中居2
一部拡大
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左の柱に 何もない・・・
巨石の寄り代の写真は まか不思議。
半透明のじゅうたんのような かくれみののようなベールにおおわれて
左の柱にまきつくように 守り龍神がおかくれのような感じを受けます。
龍神さんは恥ずかしがりや。?
(白山道では白山さんの守り神さんは黒龍さんとか)
往復の参拝が極意
そしてきれいな白く輝く大きなエネルギー体はククリひめさんでしょうか。
うすく虹がかかるような意識体が一杯。にぎやかです。(笑)
全体がきれいだから まいいでしょうか なんでも。
最後にククリ姫さんのお社に参拝。
中居くくり1
白山ククリひめさんの社の中(閉じています) 小さな格子から撮影
念願の「白山中居神社」さんへの参拝はこうして終わりました。
素晴らしい休日を とてもきれいな場所で過ごせたことを
感謝いたしました。
この中居さんを参拝後に 何かが大きく変化し とんでもないことが
おきるかもと 内心楽しみでした。
明けて月曜日の27日それは始まりました。
41年ぶりに学友から突然に電話があったのです。
そしてその夜 ほんとうに20歳のままの60歳過ぎの男性たちが
6名飲み交わしました。 気づけば4時間がなんと短い時間だったことでしょう。
現在東京にみえる その他の友だちにもお会いすることになるのでしょうか。
さらに一日おいて29日水曜日 一人のお客様(会社)が突然に
それも18年ぶりに 私を訪ねてみえました。
こちらも大変に気にかけていた たくさんの疑問を 非礼を詫びると共に
お話されたのでした。
まったくありようもないことの連続が 眼に見えない何かの
ちからだと信じないわけにはまいらないと
深く深く感謝しました。
感謝の先参りは 本当のようでした。(笑)
白山中学校を卒業した私にとって その名を冠する全国2700社を超える
白山神社の存在は なにかしら気になるものです。
その元に 行くことができたことがなによりの喜びでした。
そういえば菊里高校でもありました。(ちょっとビックリ・・笑)
ご縁の皆様ありがとうございます。
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日月さんはおまけ・・・

お盆が過ぎて

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お盆が過ぎました。
雨上がりのお墓 土が軟らかくて 草も簡単に
取れました。
帰省中の末娘と歌姫とおばあちゃんと私が 御先祖さんに感謝しました。
中日新聞の小さなトピックス欄に 今年も綾渡の平勝寺で
行われた 無言の盆送りの様子が写真入りで紹介されていました。
また内山興正和尚さまのことを 思い出しました。
平勝寺のご住職の師です。
そしてその佐藤住職様は 町内の自宅のすぐ北に住んでみえたのでした。
そこは旅館だったのですが、出家されてご住職になられました。
「あなたがよべば 私がこたえる 
それは 私がわたしにこたえるのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
昨日 新しい青い保険証が みなさんに配布されました。
裏には 臓器の提供に関する同意の問い。
何かゾッとした人もいたようです。
次々に人が亡くなります。
お若い方も 年を経られた方も。
有名無名を問わず 幾人もの方が亡くなりました。
「人は病で死ぬのではない・・・・・・」
この言葉が 身体を抜けると 
臓器提供の無意味が 確信に変わります。
迷った心を 澄ませるようです。
ほんとに 待ちわびる方もあるのだろうけれど。
そんな方には すみません。
亡くなった 知花さん、七田さん、杉山さん・・・・・。
人生のある部分で 親しくご縁をいただいた皆さんに
なんと 応えましょう。
「私は 私で 私らしく」
プライナスの演奏がまた頭を駆け抜けます。
「私は 私で 私らしく 生きてくと決めた」
みなさん 笑っているのでしょうか。

イルカのショー

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イタリア村がなくなって 少し寂しい感じの名古屋港。
その名古屋港には水族館がある。
中日新聞に「マイルカのあかちゃんを見学する集い」が日に2回
あるというので娘と一緒に行った。
水族館があくと 子どもやカップルが次々に入館。
入り口には大きなイルカの水槽が3つ4つある。
壁の隅には看板があって「マイルカのあかちゃん見学」と
書いてある。第一回目は30分後。
並んだ めずらしく。(笑)
誰かのためだったらできる。
並んでいる間に 交代でイルカの水槽を見に行く。
「テレパシーを送ると寄ってくるよ。」と私。
「ほんと~??」と眉唾物の父を見る娘。
だがほんとに寄ってくるのを遠くでみて
娘は不思議な顔をしていた。
さて見学の時間がきて 整理の札が配られる。
先着30名さまは私たちのすぐ後ろで切れた。
「ごめんね・・・」と心で詫びる。
ぞろぞろと30人が 一般の客が入れない場所に移動する。
10人ずつがかわるがわるに飼育を観察する小さな部屋に入る。
私たちは最後のグループ。
待っている間に何を思ったか 係りのおじさんが
「ちょっと時間があるので ちょうどその娘さんがいるドアの
後ろの部屋について説明します。」と話し出す。
娘は恥ずかしそう。(笑)
そこは天皇陛下がみえたときに使った部屋で
中に入ると 座って硝子ごしにイルカを観察できるように
なっているとか うんぬんくんぬんと うんちくを述べられた。
笑が出て 一同が一気になごむ。
いよいよわたしたちの番が来た。
部屋に入ると あかちゃんの生態を記録する係りの
おねえさんがじっと記録をしている。
「アッ! あかちゃんがおっぱい飲んだ!」と子どもの歓声。
マイルカの赤ちゃんは お母さんイルカにくっついて
泳いで 何度もおっぱいに吸い付くが ほんの
一瞬で吸っては 泳ぎを繰り返す。
かわいい・・・・。
みんなが満足して 解散。
さてごはんだ!と 少し離れた別の館へと移動。
お魚を見ながらお食事ができるというお店へ行ってみたが
40分待ち。 あきらめて屋上のイルカショーのステージに向かう。
ラッキーなことにステージのまん前の場所に席をいただく。
会場は いっぱいの人。
私は還暦にして 初めてのイルカショーなのだ。
(自然のイルカの群れは ハワイ島で発見。これもラッキーだった。)
なんだかワクワク。
大きなプールでイルカさんたちの演技が始まる。
イルカが何故眼隠しされても ワッパを見つけてこれるのかがわかった時は
やっぱり人間でも物体でも 固有の振動数をもっていることが
理解できた。
輪くぐり ワッパ探し ジャンプや挨拶
集団で物凄いスピードで巨大なプールをあっという間に
周回し集団でジャンプするイルカさんたち 私は不覚にも
泣いてしまっていた。そしてほんとに感動していた。
きっと 大昔イルカだったんだと思う。(笑)
娘は幾度も見たことがあるらしく 感動する父がおかしいのか
「よかったね」と言うばかり。
イルカのあかちゃんを見て イルカショーを見たら
本日の予定は終了だ。
港のレストランで船と港をみながらランチした。
すぐ前に 老夫婦がランチしてた。
彼らはまったくの無音。
こちらはガチャガチャとナイフフォークの音。
「ごめんね」とまた詫びた。(笑)
帰宅しようと駐車場に出向くと
所在なさげな一人の女性が 立ったまま柱の陰でウロウロしてる。
たくさんの人々が行きかう場所に近づくことができずに
ただただ立って逡巡する女性。
「あの人 どうしたんだろう・・・・・。」と娘。
どうすることもできない。
悲しい現実を最後に見る。
私は複雑な気持ちで 水族館を後にした。