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ラシニエはフランスの歴史家であるが、ユダヤ人絶滅研究にもっとも貢献した学者の一人である。彼はドイツの強制収容所で実際に生活した経験を持ち、また社会主義者の知識人であった。その上、彼は汎ナチスの運動家でもあった。その意味では彼はナチスを擁護する動機は全く持たない。しかし、彼は正義を愛し、歴史的真実を明らかにするために、1966年に死去するまで、戦後の命を燃やし続けた。真摯に調査を続け、遂には600万神話とナチス悪魔伝説の両方を否定したのである。