生きているだけで  020924

「もう生きているだけでなんでもいいよね」
家内がポツリと言った。
それで我が家ではほとんど子供は野放し状態。
むしろ人間を一目でみぬく末っ子娘や
奥底の状況を知る長男。
みんなの自由や幸いを祈る長女や次女に
教えられてばっかりいる。

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物体の意志 020919

昨夜は冠之会。
もう10年目を数える。
当初のメンバーとほとんど入れ替わった。
メンバーが入れ替わっても続く集いは
まれかも知れない。
その懇親の場で不思議なお話を伺った。
物体の自己移動の話だった。
すでに五日市さんの指輪の話や徳川さんのネックレスの話の
体験をきいていたが、今度は住田さんからだった。

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何処へ 020911

光を語ればすべては見えない。
私たちは見える所に生かされている。
ビルの端にかかる夕陽をみると
ビルの一部が消えてしまう。
あまりににぶいそして粗い光の中で
生かされているから物がみえるのだろうか。
アンデルセンの久村さんが壁に腕を通した。
そして抜いた。

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時は流れて  020830

朝通勤の車中で信号待ちをしていた。
目の前の太平通り(国道)の端を左側通行であるく
ひとりの中年女性が目に入った。
車道を歩いているのだ。
白いブラウスに黄色いスカート姿。
うつろな表情で黙々とそしてふらふらと歩いている。
ものすごいスピードで女性のヨコを通過する車の群れ。
彼女にとって法律も恥じらいもそして生きる目的も
何も意味をなさないかのよう。

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あちらとこちら

600畳はあるだろうか。
木曾岬(きそざき)温泉の休憩場。
ここの正面に、昔懐かしい舞台があって、
なんとか演歌アカデミーの生徒さんや先生が
演歌している。
温泉客の常連さんとデュエットしたりも。
広いくつろぎの畳の上に寝そべって、
寝息を立てる人もいる。
酔っ払って、歌手の人に絡みつく男性。
歌は演歌。
聴衆の平均年齢は50歳を超えている。
なつかしい雰囲気はもうどこかに消え去った情景。

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イスラエル ネボ山 010531

魂の旅 ~ネボ山・イスラエル失われた民族を訪ねて~
モーセロミュロス。40年間にわたって、30万人の民を
従え約束の地をめざした人。
1999年5月。その約束の地エルシャライム(エルサレム)をはるかに
臨むネボ山にたっていた。
故糸川英夫博士の想いと遺骨を届ける旅は、糸川博士の愛弟子
・津のAさんの企画だった。
1948年イスラエルは建国宣言された。初代首相は、故デビ
ッド=ベングリオン。ベングリオン首相の建国の志は、
「荒地を緑の地にかえよう」
だった。そして世界に散りじりになった民族同胞はイスラエル
に戻れと鼓舞し、先住民族ベドウィンの緑地化技術を世界の人
々に教え伝えようではないかと宣言したのである。

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文読む月日  020828

会社で社員さんを採用する基準は順番でした。
最近は増員を考えたこともないですが。
すなわち縁です。「こちらはあなた様さえよろしかったら
採用させていただきます。明日中までにお返事ください。」
といって集まったひとびとの集団が今の会社。
こちらではとても優劣をつけることなどできません。
だから順番なのです。
会社の業績が落ちてくると必ず人員カットが
もっとも早い効果的な経費節減と、企業は考え実行します。
入っていただくときはあんなに願ったのに。
困ったら裁いて切るのです。

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死なないでいる 020826

四日市での「読書会」終了後のお別れ。
O先生は車が見えなくなるまで見送ってくださった。
私は種田山頭火のことばを思い出していた。
俳人山頭火は松山の友人大山ご夫妻の家へ
いつもふらっと顔をだした。
旅にでるとたえず行方しれず。
たまに旅先からはがきをくれた山頭火。
忘れたころにまたふらっと大山邸に顔をだす
山頭火であった。連絡は勿論なしに。

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プラネテス

漫画です。映像の天才、定臣さんから借りたらしくて、
家に置いてあったのを、なんだか読んでしまいました。
「同じ月を見ている」以来の漫画感動でした。
(やっぱり根底には賢治さんでした)
プラネテス 1-4巻 幸村 誠さん著