伊路波村だより 120703号

7月になりました。
読書会で輪読させていただいている、森信三先生の
「修身教授録」の中にある「尊徳翁夜話」を少し読み出しました。
飢饉や自然災害にあった村を救うために その村に行き
見込みのある若者を投票によって選出し お金を無利子で貸し出します。
さらに お金を返せない人に請求することも、道徳理屈を説いて
せめることもせずに ただそのままにする尊徳翁でした。
村々は100%復興を果たします。
「世の人は 元金がふえることを喜びとしますが
私は貸したお金の額が増えることを喜びとします。」
長く経済に関わる身に精神に なんとも強く響く言葉です。
正反対のことばかりをしている私です。(笑)
縁アル両親の元に生まれさせていただいて
数々の体験をし それでもこうして生かせていただいています。
中学生の頃 白黒テレビに映される 丸山明宏(美輪)さんの
「ヨイトマケの歌」を聴いて 歌というものに初めて涙し
改めて苦労している母に対する感謝の思いを抱かせていただきました。
沖縄で地元の「地球防衛軍」(笑)のかたがたが開いてくださった
カラオケスナックでの2次会で その「ヨイトマケの歌」を娘婿のたくちゃんが
歌おう歌おうといいますので 多分だめだろうなと思いながら
生まれて初めて人前で歌わせてもらいましたが
やっぱり 「ダメ」なぐらい泣きました。(笑)
人生をともに演じる 親兄弟 子供に親戚 友人にご町内の方たち
そして仕事仲間や遊び仲間 先生 学友・・・・・ すべてがいてくださる人たちでした。
いのちは永久と言われますが
モノも心もすべては感謝の対象です。
今年という時間も 半分が過ぎました。
いつも伊路波村だよりを読んでいただいて
ありがとうございます。
                         山田 將貴
7月8月の行事のご案内

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伊路波村だより120611号

6月になりました。
今月の御天画の真ん中の○
まんまるですね。凄い!です。
しかもそれぞれの○の接点がまさに接線で すべてが完全に連動しているような感じです。
私たちを 生かせてやまない原点は一体なんなのでしょう。
来週 子供たちと沖縄です。
飯島さんと土橋さんのお話が二日間あります。
観光はなしです。(笑)
知花敏彦さんのふるさと読谷村に 沖縄と全国から
さまざまなお人が集います。
こちらは真理には遠くて 恥ずかしいばかりの人生ですが
ちょっとの自然の変化に 気がついたりするようになりました。
今まで自然も芸術も何の関心もなかったのですが。
それほど変化が急で はっきりしているからでしょうか。
8階に移った寝室のベランダから 青い空を眺めて
まだ 雲は消せるだろうかと やってみます。(笑)
高速道路の車が走る音はしますが 静寂は人の声よりは
深くなりました。 
背もたれの籐(とう)の網目がすっかりなくなった椅子に
腰掛けて 外での読書は天国にいるかのようです。
「いのちは永遠でなくなるものではなく しかも生まれながらにして
すべての人間には仏性があると聞きますが 何ゆえ座禅などして
このいのちの貴重なる時を割く必要があるのでしょうか。」
「いのちは永久であっても 身もまたそのいのちとともにあるものです。
離れては存しません。
身を粗末にして いのちのみを大事に思い悟りを目指すは
断じて許されるべきではない。それは外道といわなくてはなりません。
衆生にあっても 仏道にあってもできるだけの時を
静かに座すことで 修することがすなわち真の生といえるのでしょう。」
うろ覚えの 道元禅師の語りです。
座らない私です。(笑)
さわやかな風が吹き 鳥はどこへ行くのかふらふらと飛んでいます。
嵐の前のような予感です。 M
☆ 伊路波読書会
平成24年6月23日(土) 今月は第三ではないのでご注意ください。
場所 サンコム  時間 午前7時30分から
☆冠之会
平成24年6月18日(月)
場所 山善ビル2階 午後6時30分から
参加費用 1500円
☆テネモスミーティング名古屋
平成24年6月27日(水) 午後7時から9時
      6月28日(木) 午前9時30分から11時30分
場所 山善ビル2階  名古屋市中村区名駅南一丁目10番9号
      
参加費用 各回 2000円(当日お願いします)
お申し込み  山田 masataka89@iroha.ws

テネモスミーティング名古屋 再開です。

テネモス飯島さんとのミーティングを再開させていただきます。
5月~7月が決まっています。
☆テネモスミーティング名古屋のご案内
5月23日(水) 午後7時~午後9時
5月24日(木) 午前9時30分~11時30分
6月27日(水) 午後7時~午後9時
6月28日(木) 午前9時30分~11時30分
7月25日(水) 午後7時~午後9時
7月26日(木) 午前9時30分~11時30分
場所 山善ビル2階 名古屋市中村区名駅南一丁目10番9号
参加費 各回 2000円
お申し込み山田まで
メールでお願いします。
masataka89@iroha.ws
09038507300
会場 山善ビル

地下鉄 名古屋駅から徒歩15分 伏見駅から 徒歩12分です。
飯島さんの本が5月1日発刊です。予約販売中です。
全部実験で確かめた「宇宙にたった一つの神様の仕組み

あるレジ打ちの女性

「あるレジ打ちの女性」
その女性は、何をしても続かない子でした。田舎から東京の大学に来て、部活やサークルに入ったのは良いのですが、すぐにイヤになって次々と所属を変えていくような子だったのです。
そんな彼女にも、やがて就職の時期がきました。
最初、彼女はメーカー系の企業に就職しました。
ところが仕事が続きません。勤め始めて3ヶ月もしないうちに上司と衝突し、あっという間にやめてしまいました。
次に選んだ就職先は、物流の会社です。
しかし入ってみて、自分が予想していた仕事とは違うという理由で、やはり半年ほどでやめてしまいました。
その次に入った会社は、医療事務の仕事でした。
しかしそれも
「やはりこの仕事じゃない」
と言ってやめてしまいました。
そうしたことをくり返しているうち、いつしか彼女の履歴書には、入社と退社の経歴がズラッと並ぶようになっていました。
すると、そういう内容の履歴書では正社員に雇ってくれる会社がなくなってきます。
ついに、彼女はどこへ行っても正社員として採用してもらえなくなりました。
だからといって生活のためには働かないわけにいきません。
田舎の両親は早く帰って来いと言ってくれます。しかし、負け犬のようで帰りたくはありません。
結局、彼女は派遣社員に登録しました。ところが、その派遣も勤まりません。

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