再録 随想 伊路波村から61~あるメール 生産か清算か

幼少のときから人に言われぬ悲しみや苦悩、
身体的な痛みや、異常をずっと持ちながら
生かされてきた人。

家族のうちに精神的な問題や、身体的な問題を
抱えている者を持つ家庭。

家族や親類に犯罪者や人殺しのような身内を
持っている人々。
特にそのような子を持つ親。
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再録 随想 伊路波村から62~あなたは 私を忘れない

Kさんからのおはがきにこの言葉がありました。
お彼岸の日。

「小さく醜い 吾なれど
私があなたを 忘れても
あなたは 私を忘れない
・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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再録 随想 伊路波村から64~人(霊止)がもつ無限性

20数年ほど前に友人のIさんのお誘いで、
名古屋観光ホテルでの昼食会に行きました。

「経済界」という月刊誌の主幹であるSさんという方の
集いでした。
昼食はカレーでした。
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再録 随想 伊路波村から65~古代からのささやき

2006年6月6日以来 時計が止まってしまったかのような時間をすごした気がする。

この7年の間にしかし 世の中は物凄い変化をしている。

恐慌とも呼べるような今という時間にも 次々とたくさんのご縁をいただいた。昨日は 三重県で牧場を営む Mさんのメールに共通する意識を感じさせていただいた。

マナ・ウオーターを水道に着けて以来、毎日の洗濯が、愉しい日課となりました。子どもの頃には、台所はみがき砂、風呂や洗濯は固形石鹸でしたが、それでも、「水だけ」ということはなく、六十歳になって初めて「水だけ」の体験をしたのですから、それはそれは愉しいのです。

正確に言えば、それは愉しいというだけではなく、「嬉しい」のです。
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再録 随想 伊路波村から67~エルトゥールル号の遭難 ~生命の光から

和歌山県の南端に大島がある。
その島の東には灯台がある。
石造りでは日本でいちばん古い。
明治三年(1870年)にできた樫野崎灯台。
今も断崖の上に立っている。

びゅわーんびゅわーん、猛烈な風が灯台を打つ。
どどどーんどどどーん、波が激しく断崖を打つ。

台風が大島を襲った。明治二十三年九月十六日の夜であった。

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再録 随想 伊路波村から69~剣 山 041130

1994年7月16日。K女史・M氏と共に名古屋空港を発つ。

M氏の切符は高知行き。K女史と二人の切符は高松行き。

出発直前にそのことに気づき二人にあわせて、
M氏は高松行きに切り替える。
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再録 随想 伊路波村から70~うさぎの泣き声 041224

23日午前8時、まみちゃんが上から泣きながら
降りてきた。上下2階の我が家。
「死んじゃう!」

うさぎのモナカのことだった。
上に見に行った。
モナカはまみちゃんの腕にだかれて、
虫の息。
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