10万人が愛した言葉 致知出版社 1 坂田 道信

どんな人と一緒になっても

どんなことに出くわしても

つぶされない人格を造り、
幸せに楽しくいられるような人になりたい

ハガキ道伝道者 坂田 道信

哲学者・森信三師との出会いから「複写ハガキ」の
実践を始めた坂田氏。40年以上にわたる実践で
結ばれた縁は数知れず。ハガキ道の達人でも
あることがこの言葉から窺えます。

10万人が愛した言葉 致知出版社 3 渋沢栄一

天意、夕陽を重んじ

人間、晩晴を貴ぶ

実業家 渋沢栄一

一日懸命に働き、沈まんとする夕陽のうつくしさは
格別である。人間も年と共に佳境に入り、
晩年になるほど晴れわたっていく人生を送るのが
尊い。出展は不明ですが、渋沢が晩年好んで
揮毫した言葉です。

10万人が愛した言葉 致知出版社 14 平澤 興

今が楽しい、

今が有難い、

今が喜びである。

それが習慣となり、天性となるような
生き方こそ

最高です。

京都大学元総長 平澤 興

過去に依拠せず、未来を頼まず、今この瞬間を
精いっぱいに生き切る。人間に秘められた
大いなる力と可能性を探求し続けた哲人の
言葉は、人生にのぞむ根本姿勢を説いています。

10万人が愛した言葉 致知出版社 4 外尾 悦郎

「いまがその時、その時がいま」

本当にやりたいと思っていることがいつか来るだろう、
その瞬間に大事な時が来るだろうと思っていても、
いま真剣に目の前のことをやらない人には決して訪れない。
憧れているその瞬間こそ、実はいまである

サクラダ・ファミリア主任彫刻家 外尾 悦郎

スペインにあるサクラダ・ファミリア教の建設に
携わってきた外尾悦郎氏が、その40年間、常に自らに
言い聞かせてきた言葉。
あこがれてきたその瞬間は「いつか」ではなく、
「いま」目の前にあるのです。

10万人が愛した言葉 致知出版社 5 致知「禅語に学ぶ」

天の父よ、どんな不幸を吸っても

吐く息は感謝でありますように

若い身でがんになった女性、教会の前に
あったこの言葉に「悪いと思われても、
陰にはよいことも隠されている」と
心に刻み、その生を全うしたといいます。
円覚寺の横田南嶺老師が紹介していた話です。

10万人が愛した言葉 致知出版社 6 二宮 尊徳

父母もその父母もわが身なり

われを愛せよ我を敬せよ

農政家 二宮 尊徳

父母、その父母と幾世代にもわたり、
連綿と続いてきた命。その命の炎が
一度も途切れることなく続いてきた
尊い結晶があなた自身。そういう自分を
愛し、敬う生き方をせよと先達は教えています。

10万人が愛した言葉 致知出版社 7 曽野 綾子

「~をしてくれない」と言い始めた時から、

既に精神的な老化が進んでいる

作家 曽野 綾子

青年でも中年でも「~をしてくれない」と
言い始めた時から、精神的な老化が進んでおり、
危険な兆候であると指摘しています。
曽野さんの言う「くれない族」にならぬよう
心したいものです。