再録 随想 伊路波村から76~死なないでいる 020826

四日市での「読書会」終了後のお別れ。

O先生は車が見えなくなるまで見送ってくださった。

自分は種田山頭火のことばを思い出していた。

俳人山頭火は松山の友人大山ご夫妻の家へ
いつもふらっと顔をだした。
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再録 随想 伊路波村から77~イスラエル ネボ山 010531

魂の旅 ~ネボ山・イスラエル失われた民族を訪ねて~

モーセロミュロス。40年間にわたって、30万人の民を
従え約束の地をめざした人。

1999年5月。その約束の地エルシャライム(エルサレム)をはるかに
臨むネボ山にたっていた。

故糸川英夫博士の想いと遺骨を届ける旅は、糸川博士の愛弟子
・津のAさんの企画だった。
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再録 随想 伊路波村から78~何処へ 020911

光を語ればすべては見えない。

私たちは見える所に生かされている。

ビルの端にかかる夕陽をみると
ビルの一部が消えてしまう。

あまりににぶいそして粗い光の中で
生かされているから物がみえるのだろうか。

アンデルセンの久村さんが壁に腕を通した。
そして抜いた。
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再録 随想 伊路波村から79~老いを生きる 140417

ある日の朝刊。
長く魚屋さんを営む50代御夫婦のお話。

魚屋さんの近くに大きなスーパーができることになった。
スーパーの営業のかたがスーパー内での出店の勧誘にみえた。

時代がかわりとても魚屋だけではやっていけない。
でも主人は断る。

毎朝市場へ行って、自分の目で確かめた魚を
店頭にならべた自信と体験と誇り。

「やっぱり値段ですよ、消費者はそれだけです。」
営業の方の帰り際のすてぜりふ。
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再録 随想 伊路波村から80~文読む月日  020828

会社で社員さんを採用する基準は順番でした。

最近は増員を考えたこともないですが。
すなわち縁です。「こちらはあなた様さえよろしかったら
採用させていただきます。明日中までにお返事ください。」

といって集まったひとびとの集団が今の会社。
こちらではとても優劣をつけることなどできません。
だから順番なのです。
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再録 随想 伊路波村から81~聖地巡礼・霊鷲山 050120

平成十年。
インド心の旅(ピュアハートホーム五十嵐薫様主催)に参加した。
マザーハウス、死を待つ人の家、孤児院等をたずねた。
そして訪ねたかったシャカにかかわる聖地巡礼の旅に出かけた。

ガンジス河の夕陽。そして翌日のガンジス河遊覧。
白いお尻がポッカリ川面に浮かびながら
流されていくのを本当にみてしまった。
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再録 随想 伊路波村から82~折り梅 020501

人間は感動を求めて動く動物だろうか。

ロングランとなった映画「折り梅」を鑑賞した。
幼い頃、母と別れた老婆と、痴ほう初期でもある彼女と
ともに暮らす嫁を中心とした、家族の物語。

老婆は幼い頃の母との思い出を語る。
梅をいけながら子に語りかける母。
「梅はこうして折っても花を咲かせるのよ。
梅は強い花なの。」
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